部長が「外注先からフィーをもらい、見返りに発注」 課長も協力者「ガバナンスそのものが崩壊」危機感から転職した男性 | キャリコネニュース
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部長が「外注先からフィーをもらい、見返りに発注」 課長も協力者「ガバナンスそのものが崩壊」危機感から転職した男性

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上司がコンプライアンス違反をしている職場では、部下も火の粉をかぶる可能性がある。そんな事態になる前に転職したほうがいいだろう。

神奈川県の50代男性(不動産管理業/年収700万円)も、前職で上司が許されない行為をしていたという投稿を寄せた。

「外注先より個人的にフィーを抜いている部長職がいた。その部長は、大阪より単身赴任で東京へ来ており、週1回の大阪へ帰宅する際の往復の飛行機代を外注に負担させていた」

会社にも飛行機代を請求していた。羽田から大阪までの飛行機代は片道で1万5000円ほど。月4回とすると12万円ほどになり、まるまる懐に入れていたというわけだ。見返りとして、その外注先に優先的に発注を回していたそうだ。(文:天音琴葉)

協力者の部下は中途入社2年で課長に昇進

だがコロナ禍、男性の勤め先の受注が極端に減り、当然その外注先への発注も減った。部長と外注先との蜜月関係も終わりを迎えるかと思いきや、部長は驚きの行動に出たのだった。

「他の外注先で契約まで交した案件を破棄させ、先の外注へ発注替えをしていた」

こう暴露した男性は、「しかし、本旨としたいのはその行動ではなく」と続けた。

「その部長への協力者がいたということです。協力者とは部下であり、その部下は中途入社2年で課長になり、つまりそのような組織には似たような人が集まり、コンプライアンス違反というレベルを超え、ガバナンスそのものが崩壊していくのだと思います」

部長に協力していた課長も甘い蜜を吸っていたのだろうか。まじめに働いてきた男性は容認できなかっただろう。転職し、自身の体験から次の持論で投稿を結んだ。

「そのような事に気づく機会があったら、速やかに転職しましょう。自分自信の行動に問題がなくともいずれ巻き込まれるのは間違いありません」

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