仕事の成果だけでは出世できない?会社員ならやっぱり気になる「出世の近道」まとめ
会社員として仕事をしている人なら「出世」に興味がある人も多いのではないだろうか。「出世」のためには、まず自分に与えられている仕事をきちんとこなすことも大事だが、仕事ができる人が必ずしも「出世」できるとは限らないのが世の中。そこで、今回は、どんな行動や意識が「出世」への近道となるかをまとめてみた。
有吉太鼓判の出世術!先輩に媚びる人が減った時代だからこそ、「いい後輩ヅラ」が出世を早める
以前放送されていた番組「有吉&マツコの怒り新党」(テレビ朝日系)の中で、「せっかく焼肉を奢ってあげたのに、マナーのなっていない部下にがっかり」という視聴者からの投稿が取り上げられたことがあった。
これに対し、出演者のマツコ・デラックスも有吉弘行も「奢られる側のマナーはあるが、しなくてもマナー違反だと怒鳴る時代ではなくなった」という意見を述べていた。有吉自身は、「いい後輩ヅラ」ができるタイプだといい、一例として、以前、先輩の南原清隆に誘われ、スポーツジムに行った際のエピソードを紹介した。有吉は、ジムで汗を流すことに気乗りしていたわけではなかったが、南原の手前、ランニングマシーンで6キロも走ったうえ、「気持ちいいっす」絶賛したという。
有吉曰く、周りは先輩に媚びたりしない時代だからこそ、逆に先輩に媚びを売ることで、出世が早まるという持論を展開した。昔からよく言われている方法だが、やはり先輩への「媚び」は出世には大切かもしれない。
会社で「とりあえず」という人が出世できないワケ
以前「5時に夢中!」(TOKYO MX)の中で、役員になれる部長となれない部長の違いについての日刊ゲンダイの記事が取り上げられたことがあった。
番組内では、デキル部長であれば、「とりあえず」といった思考停止になるような言葉を使わないという考察が紹介され、これにゲストコメンテーターである映画監督の紀里谷和明も賛同。
「とりあえずやっている人なんか、ほんとダメでしょうね。強い意思がないといい作品もできない」とバッサリ。もし、出世したい!と思っているなら、その場しのぎで「とりあえず」と口にすることは注意が必要そうだ。
辞める気満々で仕事していると出世する!?
2ちゃんねる上に、あるユーザーから「辞める気満々で上司に喧嘩売りまくりながら仕事したら意外と出世する」という内容が書き込まれた。
それに対し、「そんな気概でやっていると意外とうまく回るもんだよね」といった賛同の声もちらほら。「辞める」という切り札を自分の中に持ち、何かあれば捨て身の戦法を取るくらいの強い意志表示を持っていると、案外、上司側の譲歩が引き出せるのかもしれない。
上司と同じような服装にすると出世しやすい!?68%のマネージャーが「自分と似た服装の部下は信用が増す」と回答
バラエティ番組「ホンマでっか?TV」(フジテレビ系)で、どうすれば出世できるか、という疑問に対する一つの答えが紹介された。
英国の大学の調査を元としたデイリー・メールの記事によると、68%のマネージャーが「自分と似た服装の部下は信用が増す」と回答しているという。
番組の出演者の生物学者の池田清彦氏によると、これは、「自分と同じ服を着ている人は危険じゃないと思う」という心理から来るものだといい、生物学的にも根拠のある説のようだ。
服装には、その人の考えや価値観が反映される。そのため、上司に同じ価値観を共有していると無意識に刷り込ませることができれば、信頼性を獲得しやすくなり、必然的に出世にも近づくということのようだ。
出世を決めるのは、「仕事の成果」だけじゃなく「プラスアルファ」の見極め
今回、出世への近道をまとめてみたが、多くの皆さんのご想像のとおり、出世への近道には、「仕事の成果」だけでなく、さらに「プラスアルファ」が必要といえる。そして、その「プラスアルファ」の中身には、上司・先輩からの愛され力から、信頼される力、はたまた、上司にも負けない強い意思など等、実にさまざまなパターンがある。
そんななかでも、共通項をあげるとすると、「上司」がキーパーソンになっている場合が多いのではないだろうか。もし、あなたが出世を希望するのであれば、「仕事の成果」だけに固執せず、「プラスアルファ」を見極めるためにも、上司とコミュニケーションをしっかり取り、上司が求めるものを把握することが必要だと心に止めておくことをオススメしたい。