「理不尽な上司に従うくらいなら、AIのほうがいい」 多くの共感を呼ぶ、マツコ・デラックスの発言まとめ | キャリコネニュース
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「理不尽な上司に従うくらいなら、AIのほうがいい」 多くの共感を呼ぶ、マツコ・デラックスの発言まとめ

いまやテレビで見ない日はない人気タレントのマツコ・デラックス。男性同性愛者であることを公表し、女装家として生きてきたことに加え、180センチ・140キロの巨体という個性的なビジュアルは、常識ハズレのインパクトがある。

しかし、その見た目とは裏腹に、実は誰よりも常識的な価値観を持っており、そのコメントは多くの人の共感を呼んでいる。その影響力は、いまや日本中に及ぶといっても過言ではない。今回は、そんなマツコ・デラックスの話題を呼んだコメントについてまとめてみた。

マツコ・デラックスだって孤独死は怖い!?「お金で若い子と縁を持っておくってのは大事かもね」

(c) Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp.

(c)Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp.

一人っ子で未婚、子供もいないという立場から、たびたびメディアでも老後の不安や墓守の心配を吐露しているマツコ・デラックス。先日放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)でも、「看取り」の不安を語っていた。

番組で取り上げられた「看取りボランティア」のなり手が少ないという読売新聞の記事に対し、マツコは「他人事じゃない。(中略)だからやっぱりさぁ、お金で若い子と縁を持っておくってのは大事かもね」などと自身の状況に対し、具体的な対策を述べていた。

未婚率が上がり、単身者が増えていくと予想される昨今。マツコ同様に、孤独死の不安に共感する人も多いだろう。【詳しく見る→】

理不尽に働くなんて絶対NO!「クソ上司の言うこと聞くくらい尊厳が傷つくことってない」

再び「5時に夢中!」(TOKYO MX)の中で、マツコ・デラックスは「理不尽な上司に従うくらいなら、AIのほうがいい」という持論を展開していた。

番組内でAIの活用を目指す企業が増えているという毎日新聞の記事が紹介され、人がAIに評価されたり指示されたりする時代が来ると番組は盛り上がりをみせた。

番組出演者の間でも賛否両論あるなか、マツコは、「AIが膨大なビッグデータの中から割り出した貴方への最適な指示って言われたほうが、理不尽な上司にああしろこうしろって言われるより尊厳傷つけられなくない?」と語った。

理不尽な思いをしながら働くよりは、膨大なデータから割り出したAIの合理的な判断のほうがいいというマツコの価値観に共感するサラリーマンも多いだろう。【詳しく見る→】

「仕事がなくなったら、その時点で死にたい」ファンには切ないマツコ・デラックスの人生観

人生100年時代と言われる昨今だが、長生きすることが幸福だとは思えない。そんな風に考える人も多いのかもしれない。

以前放送されていた「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)の中でマツコ・デラックスは、「仕事がなくなったら、その時点で死にたい。いいタイミングで『そろそろアンタもういらないよ』ってなったら『人生もいらないよ』って言われたい」と語った。ファンとすると、なんとも切ないマツコの人生観ではあるが、ネット上では、「自分も長生きしたくない」といった意見が散見され、少なくない人がマツコの人生観に共感していることが分かる。

マツコには、マツコ・デラックスとして長生きしてもらい、テレビで見続けたいものである。【詳しく見る→】

恋愛相談したいタレント1位にマツコが選ばれるワケ

実は「恋愛相談をしたいタレント」として1位になったこともあるマツコ・デラックス。

本人は「苦手」と語り、めったにテレビでも見せない恋愛相談について、以前「マツコとマツコ」(日本テレビ系)という番組で一般女性の恋愛相談に乗ったことがあった。相談者の真剣な恋愛の悩みに対して、丁寧に言葉を拾って本気で役に立とうと真剣にアドバイスするマツコ・デラックス。誠実な人柄がよく表れている放送となったようだ。

特に「アメリカ人の婚約者が浮気し婚約破棄したが、まだ気になるし、アメリカにいる彼からも毎日連絡が来る。今後どうすべきか?」という31歳OLからのシリアスな相談には、「失敗してもいいから、1回結婚してみたら?」と背中を押し、相談者は「すごくうれしい。勇気が出た」と泣きそうになっていた。

普段から想像力と繊細な人柄を感じさせるコメントを残していることに加え、こうした誠実さが、マツコ・デラックスに恋愛相談したい人が多い理由かもしれない。【詳しく見る→】

マツコ・デラックスの唯一無二の個性こそが私たちを魅了する

インパクトのある見た目とは裏腹に繊細な内面、優しさと常識的な意見が合わさることにより、唯一無二のマツコ・デラックスとしての生き方が見える。

だからこそ、マツコ・デラックスを毎日のようにテレビで見ても飽きないどころか、マツコに共感し、励まされ、魅了されているのである。今後も引き続き、マツコ・デラックスの活躍に期待したい。

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