怪談話といえば、トイレで起こる不可解な現象が代表の1つにあげられる。子どものころに「トイレの花子さん」の話を聞いて、学校のトイレが怖いと思った人は多いかもしれない。
そうした類の話は学校だけではないようだ。今回は契約社員の40代女性が体験したエピソードを中心に紹介する。(文:鹿賀大資)
「息子は小さい時から霊感が強く、『お母さんは霊がつきやすい』とよく言われていました」
女性は元勤務先でのことを綴る。同じ部署の人から「女子トイレに“特徴”のある女性の霊がいる」という話を聞かされた。女性には霊感があったものの気配を感じる程度で、自身の息子の方が霊感体質だったいう。
「一番下の息子は小さい時から霊感が強く、『お母さんは霊がつきやすい』とよく言われていました。だから例の女子トイレの話しを聞いた日、きっと霊がくっついているに違いないと思いながら帰宅しました」
帰宅後、女性は息子に会社での話を一切せず「お母さん、何か霊とかくっついてる?」と聞いたという。
「すると息子は『女の人がついてる……』とだけ言い、口ごもりました。私が『どうした?』と聞き返すと、息子は『顔がグチャグチャ』と言いました」
女性が職場で聞いた霊の特徴は、火傷で顔がグチャグチャになった女の人だったいう。女性は「この子は本当に見えているのだと実感しました」と書いている。
フロントガラスから見えたものは……
40代女性は、高速道路の走行中に奇妙な体験をした。隣の車線には、ワンボックスカーを乗せた積載車が走っていた。またワンボックスカーは後ろむきに積まれており、女性からフロントガラスが見える位置にあったという。
「運転席に目をやった瞬間、髪の長い白いワンピースを着た腕のない女性と目が合いました。寒気がしました」
そのほか読者からは、
「下半身ジャージ姿の男性が普通にベッドの中に入って来て、私の横で寝息を立てて寝ました。一人暮らしのアパートです。私がいないと思ったのか、それとも見えなかったのか、それ一回だけですが」(50代女性/専業主婦)
「昔、住んでいた家に女性の霊がいた。帰宅後に玄関で『ただいま』と言ったら、『お帰りなさい』と返された。ちなみにその当時、家族で女性は私だけでした」(40代女性/無職)
といった声も寄せられている。
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