4月から早速「#全日本もう帰りたい協会」がツイッタートレンド入り 月曜の雨と電車遅延に萎える人続出
新年度が始まってもうすぐ2週間。新しい環境に苦労している人も多いだろう。4月13日の早朝、ツイッターで「#全日本もう帰りたい協会」というハッシュタグがトレンドに入り、話題となっている。
ヤフーのリアルタイム検索で確認すると、この日の午前7時から8時台にかけて、このハッシュタグがついたツイートが殺到。例えばこんな感じだ。
「眠い。出社したので、今日の90%の仕事はした。 #全日本もう帰りたい協会」
「#全日本もう帰りたい協会 職場着いてしまった…。 帰ってゲームしたい。撮り溜めしてるアニメ見たい」
最高気温11度に「布団から出たくない」
「#全日本もう帰りたい協会」というタグ自体は以前からあり、会社や学校でやる気をなくした人たちが度々ツイートを投稿していた。だが4月13日のやる気の出ない具合は、より一層深刻だったようだ。
「まだ家だけど辛い」「あー眠い、帰りたい 働きたくない…」
「朝、目覚ましがなって目が覚める。 自室の布団の中で浮かぶ最初の言葉。 帰りたい」
一体、何があったのか。まず、週明けの月曜日で憂鬱なこと。そして何よりも天気の悪さだろう。この日は全国的に雨模様で、東京の最高気温も11度で肌寒い。これでは「布団から出たくない」と呟きが出るのも無理はない。
交通機関の乱れも発生した。ジョルダンライブ!によると、JR中央線や総武線のほか、東急田園都市線や小田急小田原線などで10分以上の遅れが発生した。
全国屈指の混雑率で知られる東京メトロ東西線では、体調不良になる乗客が相次ぎ、救護活動が複数回行われたようだ。「痛勤」で体力を消耗してしまったのか「まだ電車にしか乗ってないけど帰りたい」という嘆きのツイートもあった。
もっともこうした事態に一番気持ちが萎えてしまっているのは、慣れない環境で悪戦苦闘している新社会人かもしれない。ツイッターには「#全日本もう帰りたい協会」のタグをつけて、「新入社員とか学校始まった子たち頑張れ」と励ます人もいた。
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