コロナショックでも、安易にリストラをしてはいけない理由

安易なリストラは大きなリスクになる?

安易なリストラは大きなリスクになる?

東京商工リサーチの調査によれば、2020年上半期で早期・希望退職募集(いわゆるリストラ)の実施を表明した上場企業は41社でした。過去5年間の上半期は20社を超えることがなかったので、ここ数年の2倍以上の数です。

過去に国際通貨危機やリーマンショックなどの大規模な経済的問題が起こった際には、翌年に早期・希望退職が急増する傾向がありました。このことを考えると、今回のコロナ禍によるリストラは、これから本格化する可能性が高いと考えられます。

業種・業態によっては「背に腹は代えられない」ということで、その後のデメリットがどれだけ大きくても、リストラ以外の方法を採れないのであれば仕方がありません。しかしそれ以外の会社では、安易なリストラが大きなリスクとなることを踏まえておくべきです。(人材研究所代表・曽和利光)

組織に深い傷を残すリストラ