女子高生からの「小遣い3万円は少なすぎませんか?」という相談に反響 交通費や美容院代も自分で払っているというが…… | キャリコネニュース
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女子高生からの「小遣い3万円は少なすぎませんか?」という相談に反響 交通費や美容院代も自分で払っているというが……

家事も相当負担しているのに…小遣いは月3万円

家事も相当負担しているのに…小遣いは月3万円

お悩み解決掲示板に10月下旬、ある女子高生から「お小遣いが少ないと思っているのですが月3万円は普通ですか?」という相談が寄せられた。月3万円の内訳は、必要経費として

・学校の交通費、お昼代、6000円
・生活用品、5000~7000円
・スマホ代(1部)、3000円
・美容院、5000~1万越え(月による)

のおよそ2万1000円。生活用品が高いが、シャンプー・リンスにこだわりたいため自分持ち、コンタクトが月4000円くらいだという。自由に使える残りは9000円ほどだ。しかし、交際費に4000円、自分の買い物に5000円くらいかかり、いつもお金が足りず貯金から1~2万程出しているという。バイトは探しているが、コロナの影響と文化祭期間中のためできていないとのことだった。(文:okei)

「あなたは贅沢している」「親に感謝しなさい」という説教相次ぐ

また、親と外食はめったにしないが、しても自分の分は自分で払う。家事も相当負担しているが、その分の小遣いは特にないと不満げだ。追記によれば母子家庭で、母親の手取りは20万円ほどとのこと。スレ主は

「高校が私立で沢山お金を使わせてしまっているので私が窮屈な思いをするのは仕方がないのですが、さすがに少なすぎませんか?」

と問いかけた。

生命保険文化センターが全国の高校生3153人に調査(2017年)したところ、小遣いをもらっている生徒は全体の75.8%で、平均額は月4944円だった。つまり約5000円だが、スレ主の3万円には生活費も含まれるため、単純に比較はしづらい。

それでも、この相談に対するコメントは「あなたは贅沢している」という批判的な回答や説教が多かった。

「贅沢だなぁ。僕なんか私立行かせてもらえなかったし、高校の時はお小遣い貰えないから牛丼屋でバイトしてたよ。親に感謝しなさい」
「物凄く富裕層でお金持ち。自分はお小遣いは0。使いすぎで恵まれている。(中略)親からそれだけ投資してもらえる境遇に感謝しなければいけない」

高校生の小遣いは5000円が相場で、スレ主は使いすぎ、特に「美容代が高すぎる」という指摘が目立った。

これに対してスレ主は、「クーポンで1回3000~5000円に抑えておりほとんどセルフカラー、1万円以上かかるのはダブルカラーにするときなどでめったにない」と釈明。コスメも新作は買わず不足分を買い足すだけ、「髪染めと化粧がしたくて校則違反にならないところを選んだ」等と抗弁した。だが、それが却って「稼ぎもないのに髪染や化粧もしなくていいよ」など批判を強めることになっていた。

「その中でやりくりすることを、娘に学んでほしいのではないか」

一方で、スレ主は一般的に保護者が負担するであろう部分も自分で払っているため、「普通小遣いって言うのは子供が娯楽に使う目的なのにね。ちょっと方向性が違ってきてるね」など、スレ主の主張に理解を示す人もいる。

「学校への交通費、お昼代、学用品等はお小遣いとはわたしは思いません。扶養内の子供の経費は親がみるべきと思うからです」

などのほか、「おじさんおばさんの回答は時代が違うんだから聞かなくて良いよ!私は20の女だけど、女の子って本当にお金がかかるから大変だよね~」という励ましもあった。

スレ主は「友達は自由に使う分だけで1.5万くらい貰えてます」と書いているため、そういう友人たちと比べれば少ないし、交際費もかさむだろう。美容代も彼女にとっては譲れないものらしい。

ただ、コメントの大半は「残り9000円は多い方」「母子家庭なのに貰いすぎ」という声だ。恐らく彼女の母親は、3万円の中でやりくりすることを覚えてもらいたいのだろう。スレッドには、決まった範囲内でやりくりし、足りなければバイトをしなさいと諭す人が非常に多かった。スレ主は今回の件で、多くのことを学んだのではないだろうか。

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