2020年の収入「減った」が3割、うち3割が「100万円以上」減 | キャリコネニュース
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2020年の収入「減った」が3割、うち3割が「100万円以上」減

「雇い止めに遭った」という人も

「雇い止めに遭った」という人も

みんなのマーケットは12月15日、「お金の使い方」に関する調査結果を発表した。調査は12月上旬にネット上で行い、同社運営の「くらしのマーケット」会員865人から回答を得た。

今年の収入を聞くと「変わらない」(49.7%)が最多となった。次いで、「減った」(34.9%)、「増えた」(13.0%)が続いた。

「雇い止めに遭った」「ボーナスカットも痛かった」

就労形態別で見ると、「減った」の割合が最も多かったのは「自由業・自営業」(52.1%)だった。次いで「会社役員・経営者」(48.4%)、「パート・アルバイト」(35.5%)、「正規社員・職員」(32.5%)と続く。

収入の変動額を聞くと、「100万円以上」(27.6%)が最多。次いで「30~50万円未満」(23.2%)、「10~30万円未満」(20.3%)と続いた。減った理由としては、

「雇い止めに遭った」(30代女性/離職中/100万円以上収入減)
「虫歯の治療は来院されるのですが、メンテナンスが激減しました。4.5月に休業期間があったりで、ボーナスカットも痛かったです。(40代女性/歯科衛生士/30~50万円未満収入減)

といった声が寄せられた。

一方、収入が「増えた」と回答した人を就労形態別で見ると、「契約・嘱託社員」(24.4%)が最も多かった。収入の変動額は、「10~30万円未満」(26.1%)が最多。次いで、「100万円以上」「30~50万円未満」(各19.6%)と続いた。具体的には、

「医療・研究機器を取り扱う会社でボーナスが増えた」(20代女性/正規社員・職員/10~30万円未満収入増)
などの声が集まった。中には「在宅勤務になり残業が増えたから」(40代女性/正規社員・職員/10~30万円未満収入増)

といった人も。

「ストレスが溜まり買い物が多くなった」

今年のお金の使い方について、1位は「例年と変わらない」(32.4%)だった。2位には「意図して例年より使わなかった」(20.7%)がランクイン。

回答者からは、「収入が減ったのに昨年と同じ贅沢はできない」(40代女性/パート・アルバイト)、「いずれ収入が減ると思っているから」(50代女性/正規社員・職員)などの意見が寄せられた。

3位には、「意図して例年より使った」(16.1%)が続いた。具体的には、

「リフォームにお金を使った」(60代女性/正規社員・職員)
「GoToトラベルやGoToイートを積極的に使用」(50代男性/正規社員・職員)

といった声があがった。また、「ストレスが溜まり買い物が多くなった」(30代女性/正規社員・職員)という人も見られた。

以降、「意図せず例年より使った」(15.1%)、「意図せず例年より使わなかった」(13.5%)と続いた。

「例年よりお金を使った」と回答した割合が最も多かった項目は、「掃除・リフォーム費」(40.0%)だった。次いで、「食費」(36.5%)、「水道光熱費」(28.5%)と続いた。

一方、「使わなかった」の回答が最多となったのは「旅費・交通費」(61.7%)。次いで「趣味・娯楽費」(48.3%)、「衣服代」(43.8%)となった。

来年のお金の使い方については、「例年並み」(40.3%)が最も多かった。次いで「例年より使わない」(30.5%)が続き、「例年より使う」(9.9%)を上回った。

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