ワークポートは12月23日、年末年始休暇に関する調査結果を発表した。調査は12月上旬に行い、同社を利用している転職希望者777人から回答を得た。
年末年始に外出する予定がある」と回答したのは38%だった。行き先のうち、最多だったのは「帰省」(44.7%)。次いで「初詣」(35.9%)、「ショッピング」(33.2%)、「外食」(29.8%)、「国内旅行」(21%)などと続いた。
「福袋も店舗に行かずにネットで注文。実家にも行かない」
また、「今年は例年の過ごし方と異なる」と回答したのは46.8%。回答者に理由を聞くと、
「新型コロナウイルスによって忘年会、新年会などは一切なし。外出自粛」(30代男性/営業)
「福袋も店舗に行かずにネットで注文。実家へも行かない」(40代男性/営業)
などの声が寄せられた。中には「いつも年末年始は休みではないが、新型コロナウイルスの影響で店舗ヘルプがなくなり休める」(20代女性/飲食店事務)と図らずも恩恵を被っている人もみられた。
「会社での年末年始休暇に関するルールに変更があった」という人はわずか8%。過半数は「なかった」(53.2%)と回答した。変更内容を聞くと、
「28日は有給取得奨励日になった」(30代男性/営業)
「1月8日までの有給休暇取得を強く推奨された」(30代男性/その他)
といった声があげられた。このほかに「海外渡航の禁止、国内旅行の旅行先報告」(20代男性/営業)、「外出禁止令」(30代男性/営業)が出された人も多くいた。
続いて、年末年始休暇に関する会社への要望を聞いたところ、
「初売りの期間をずらしてほしい」(20代男性/接客販売)
「年末年始だけでも給料を少しだけあげてほしい」(20代女性/接客販売)
といった販売職の声が多く寄せられた。
他にも「コロナ禍を踏まえてどのように対応するのか、早く明確化してほしい」(40代男性/その他)といった意見もあった。