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29歳女性「交際止まりの女。もう結婚はダメかも」 同棲中、家事を何もしなかったという投稿に厳しい声

もうダメ

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「もう結婚ダメかもしれない。」――はてな匿名ダイアリーに2月上旬、29歳の女性がこんな絶望を投稿した。「交際止まりの女ってこういうことなんだろうね。」というタイトルで、2年付き合った彼氏と結婚前提で同棲を始めたが、たった半年で別れを告げられた顛末を綴っている。

原因は、面倒くさがりで家事を何もやらなかったことだ。投稿者は、

「彼が仕事から帰ってきた後、2人分の食事をつくるさなか、数時間も前に帰宅していた私は寝転がってスマホゲームをしてるだけ」
「何かと理由をつけて愛嬌でごまかせば彼も笑ってくれる、そうやって毎日を”耐えて”いた」

と明かす。彼氏は生活能力が高い人で、「料理、洗濯、掃除などが、私の想像していた男性像とはかけ離れていた」というから、彼女は余計に甘えてしまったのだろう。(文:篠原みつき)

「こういう人間なんです、私。」と諦めているが……

投稿者の一人暮らし時代は、「コンビニ弁当やお菓子ばかりだった」そう。同棲前、彼氏は「一緒に頑張ろう」と言ってくれて、彼女も前向きな気持ちでいたようだ。しかし「頑張れなかった」という投稿者は、

「こういう人間なんです、私。」
「まともな男性と同棲したら終わりかもね」

などと反省や弁明を綴った後、「どこまで行っても交際止まりの女なんだと思う」と希望のない自己分析をしていた。この投稿にはブックマークが600以上つき、さまざまなコメントが寄せられた。 多かったのは、”家事能力云々より相手に対する思いやりの問題”というツッコミだ。

「生活能力の問題じゃ無くて、相手に対する思いやりと行動の欠如かな。結局、相手が我慢できるかどうかが関係性の鍵になって、いつかは破綻する」

相手にばかり負担をかけるのではなく、料理はできなくても掃除はやる、金銭的な貢献をする、せめてお礼を言う、といった道理を説く声も相次いだ。同様の男性側の経験談もいくつかあり、いずれも別れたと明かしている。

「結婚相手として重視したい条件」の1位は「価値観が合う」

一方、コメントには「これ性別逆だったら共働きでも何故か許されるやつ……」という声も複数あった。しかし、それが許されたのも一昔前の話ではないだろうか。共働きが主流のいまは、男女関係なくある程度の家事力は求められる。出来なくても出来ないなりに努力しないと、結婚生活を続けることは難しい。

彼の立場で考えれば、仕事から疲れて帰って食事の支度をしているときに、先に帰宅していた彼女が何もせず「寝っ転がってスマホゲーム」では、別れたくなるのもよく分かる。約20年前に結婚した筆者も、これが毎日なら相手の人間性を疑うことは間違いない。

他方、フラれた原因は家事よりも「相性の問題」で、それが同棲で早く分かって良かったというコメントも目立った。相性とは、ズボラ家事でもOKというような「価値観が合う」ことも含まれるだろう。

明治安田総合研究所の調査によると、「結婚相手として重視したい条件」(20~39歳の未婚者対象)の1位は、「物事の価値観が合う」(男性70.5%、女性83.4%)だ。次に「優しい」が同程度で続いている。ちなみに「家事全般ができる」は、男性が56.1%、女性が32.2%だった。男性のほうが女性に家事能力を求めているのは想定内だが、これが一番重視することでもないようだ。

コメントには、生活能力のない同士で結婚したが、スーパーの惣菜やヘルシオなどの家電でなんとかやっているという人や、「家事代行を入れてすべて解決した」という人も。お互いのために2人で家庭運営を模索することが一番大切で、投稿者のように「こういう人間なんです」と諦めてしまうのは、一番よくないことではないだろうか。

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