忙しい現代社会人の強い味方「コンビニ飯」。どこのコンビニ飯が美味しいか議論になるが、商品を単品で楽しむのではなく合せ技で美味しさを追求する楽しみもある。
そんな中、ネット上で話題になっているのが、セブンイレブンの「ペペロンチーノ」と「牛塩ホルモン炒め」を”悪魔合体”させたメニューだ。4月16日ごろにツイッターで注目を集め、作ってみたという人が相次いでいる。キャリコネニュースも作ってみた。
ペペロンチーノのしょっぱさのおかげで、牛塩ホルモンのキャベツの甘さが映える
「ペペロンチーノ」も「牛塩ホルモン」もセブンイレブンの冷凍食品コーナーにあった。両方ともレンジで温めればすぐに食べられるタイプだ。
単品で食べると、ペペロンチーノは「これだよこれ」と言いたくなる王道の味わいだ。牛塩ホルモンはニンニクの芽やキャベツなども入っており、味が濃くビールがすすみそうな感じだ。
別々に温めたが、改めて洋食と居酒屋メニューが合うのか不安になる。実際、解凍して並べても、主食と主菜にしか見えない。ペペロンチーノの上に牛塩ホルモンを載せるのが怖くなる。
しかし、混ぜて一緒に食べてみると、想像以上の味だった。食欲が増し、ノンストップで食べきってしまった。両方ともニンニクで炒められているから合うのかもしれない。ペペロンチーノ自体が一品の料理なのだが、それをベースで、ソースが牛塩ホルモンのような印象だ。
とはいうものの、土台が負けているわけではない。ペペロンチーノのしょっぱさのおかげで、牛塩ホルモンに入っているキャベツの甘さが映える。また、ペペロンチーノにベーコンは入っているものの、牛塩ホルモンで”肉感”が増し、非常に食べごたえのある一品になった。
なお、ペペロンチーノ(392kcal)と牛塩ホルモン(274kcal)を合わせても666kcal。この「食べた!」という満腹感で、このカロリーなのはありがたい。仕事中の昼休みでもサクッと作れそうな手軽さだ。ぜひ試してほしい。ただ酒飲みは、これで酒が飲めたら……と思うかもしれない。