チカン防止シール「さわらないで」に代わる文句を考える! 「会社にも家族にもサヨナラ言った?」

もっとキャラをハードコアにすべき!

もっとキャラをハードコアにすべき!

埼玉県警が配布し、使い方や効力が疑問視されている「チカン防止シール」。女性がスマホなどに貼って、電車内で使うことを想定しているらしい。

痴漢されたら、まずは「さわらないで!」と書かれたシールを相手に見せる。それでもやめなければ、シールを一枚剥がして相手の手に押し付ける。すると赤いインクが付いて痴漢の証拠になるというものだ。

しかし「痴漢されてから相手に見せて警告、という時点で防止策として機能していない」「相手の手に押し付ける勇気などない」などブーイングが起こっている。5月8日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でも、この話題が取り上げられていた。(文:みゆくらけん)

中尾ミエはオトコ目線で「冤罪怖い」と発言

コメンテーターの中尾ミエは「男の人、怖いよね、冤罪が。だってあんな満員電車の中、誰だが分かんないでしょ?」とオトコ目線で発言。別の番組でシールを実証してみたアシスタントのミッツ・マングローブは、使い方が難しいと問題点を指摘した。

「スマホを見せても、周りの人に見えるかどうか分からないし、インクもすごい擦らないと付かない」

だいたいシールのデザインがおかしい。婦人警官に扮したハトが「さわらないで!」と言っているのだが、痴漢という悪党に対してキャラクターの設定があまりにも可愛らしすぎやしないか?

「さわらないで!」という警告も、警告になっていない気がする。「やめて」と言えば言うほど興奮するバカもいるのだから、もっと考えていただきたい。

もっと、ハードコアなキャラクター、それこそまん○画太郎の「ババアゾーン」に出てくるクレイジーなババアや楳図かずおのホラー漫画に出てくる気の触れた女などを起用し、「さわらないで!」ではなく、「お前に明日はない」とか「サヨナラ真人間」とか「会社にも家族にもサヨナラ言った?」とかにすべきである。

痴漢に「連絡してきなさい」と紙切れ渡されたあの頃

ところで、痴漢といえば、高校時代に出会ったオッサンを思い出す。ある日、通学するために満員電車に乗っていた私は、後ろでモゾモゾする何かに気付いた。

最初は誰かのカバンがお尻に当たっているのかと思ったが、次第にそれが人間の手だということがわかった。振り返るとオッサンがいた。薄汚い、スーツ姿のオッサンであった。

私に睨まれてオッサンは手を離したが、降車駅に着いて降りようとしたその瞬間、なんとそのオッサン、私の制服の胸ポケットに何かを入れてきたのである。

降車して確認したところ、白い紙切れに携帯番号が書いてあり「連絡してきなさい」と書いてあった。なぜ命令系? お願いする立場なら、「厚かましい限りですが連絡をいただけたら幸いでございます」などもっと低姿勢でくるべきではないのか。

私は無言で校舎へ向かい、「この人、痴漢」と教師に紙切れを差し出した。オッサンのその後を私は知らない。痴漢自ら顔を売ってきたのだ。あのオッサンは、私が出会った人生史上、指折りのアホである。

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