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高い?低い?結婚相談所で活動する会員の年収の平均は?

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婚活において、男性の年収を重要視する女性は少なくありません。また、共働きが一般的となりつつある今の時代、女性の年収が気になる男性もいるでしょう。婚活を本格化するため、結婚相談所に登録しようか悩んでいる人のなかには、会員の年収を知りたい人もいるのではないでしょうか。

この記事を読むと、会員の平均的な年収が日本の平均年収に比べて高いのか否かがイメージできるようになるでしょう。また、自分の年収が平均より低いと結婚しにくいのか、相手の年収を考える際の注意点は何なのかといった、婚活をする際の年収に関する疑問を解決できます。ぜひ読んで、結婚へと一歩前進してくださいね。

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女が結婚相手に求める年収は?

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2018年12月に内閣府が実施した「少子化社会対策に関する意識調査(調査対象:結婚を希望している者で結婚していない20~40歳代の男女)」によると、結婚相手に求める理想の年収について男女それぞれ次のような結果が出ています。

・男性の場合

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20代、30代、40代とも「収入は関係ない」とする回答が最も多く、続いて「わからない」・「200万円以上300万円未満」の順になっています。

・女性の場合

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20代では「わからない」の比率が最も多く、続いて「400万円以上500万円未満」・「300万円以上400万円未満」となっております。30代では「400万円以上500万円未満」が最も多く、続いて「500万円以上600万円未満」・「わからない」。40代では「500万円以上600万円未満」、「わからない」・「400万円以上500万円未満」という結果です。

では、日本の平均年収はどのようになっているのでしょうか。国税庁が公表した「平成30年分民間給与実態統計調査」結果を以下のグラフにまとめました。

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日本の給与所得者の平均年収は男性545万円、女性293万円という結果です。年代別平均年収もございますのでご覧ください。

結婚相談所の会員の年収の平均は?

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国全体の平均年収はわかりましたが、結婚相談所の会員の年収はどのくらいなのでしょうか。一例としてオーネット(※)の場合を見ていきます。まずは会員の年齢別構成比をご覧ください。

▼年齢別構成比

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※データは2020年1月1日時点のものとなります

オーネットの場合、会員年齢は20~39歳の男性が55%、女性が74%を占め、男女ともに30~39歳がボリュームゾーンとなっています。

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※データは2020年1月1日時点のものとなります

年収に関しては、男性の約62%が年収500万円以上、女性の約76%が300万円以上。男性は400万円台、次いで500万円台が最も多くなっています。対して女性は300万円台、次いで400万円台が多くなっています。

日本の平均年収と同程度であり、内閣府の調査での結婚相手に求められる年収の水準はクリアしている会員が多いことがおわかりいただけるでしょう。

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結婚相談所には「年収」の条件がある?年収が低ければ不利?

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結婚相談所の一例として紹介したオーネットの会員の平均的な年収は、日本の平均年収と同程度ですが、結婚相談所に登録する際に年収の条件はあるのでしょうか?また、年収が低いと結婚に不利になるのでしょうか?

通常、年収に関する条件はなし

結婚相談所に入会するにはいくつかの条件があります。しかし、多くの場合、「独身であること」「結婚の意志があること」といった、婚活するにあたって必要なことばかりです。このほか男性会員には「定職についていること」といった条件が付け加えられることがあります。これは、結婚生活を続けられるだけの継続的な収入が求められるからです。

一方で、年収に関する条件は一般的には設定されていません。年収が低いからといって結婚相談所に登録できないということは基本的にはございません。

ただし例外として、高年収の会員がいることを売りにしている結婚相談所のような場合は、登録資格に年収の下限を設けているところがごく一部存在します。

年収が低くても必ずしも不利にはならない

年収が低くても、ほとんどの結婚相談所に登録できることはわかりました。では、年収の低さが結婚に不利になることはあるのでしょうか?前出の内閣府の調査「少子化社会対策に関する意識調査」からもわかるように、女性の年収の高さを条件にする男性は少数ですが、男性にある程度の年収を求める女性は少なくありません。

そのため、男性については年収の低さが影響することは多少あるでしょう。しかし、結婚できないということはありません。理由を見てみましょう。

・年収を気にしない女性とはマッチングする

例えば年収が300万円未満だったとすると、相手に求める年収の下限を300万円以上に設定している女性とはマッチングしませんが、それ以外の女性とはマッチングの可能性があります。同調査では、結婚相手に求める理想の年収について「300万円未満」と回答した女性は女性全体の6.7%、「収入は関係ない」と回答した女性は4.6%います。

年収の高さを条件にしていない女性は一定数以上おり、そういった女性とはマッチングの可能性があるということです。

・年収以外の魅力をアピールできれば十分

結婚において大切なのは年収だけではありません。内閣府が実施した「平成26年度 結婚・家族形成に関する意識調査」によると、「結婚相手に望むことは何ですか(何でしたか)」との質問に対して、20代から30代女性の回答(複数回答可:未婚者かつ将来結婚したい人のみで集計)では、「一緒にいて楽しいこと」「一緒にいて気をつかわないこと」がどちらも80%で最も多く、続いて「価値観が近いこと」が78.5%となっています。

例えば「誠実さ」や「優しさ」といった人柄は大きなアピールポイントになります。仕事や趣味に打ち込む姿も魅力的な印象を与えるでしょう。また、女性から男性を見たとき、家事を分担しようとする協力的な姿勢もプラス評価になるはずです。

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女性が相手の年収を考える際の注意点

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さて、前出の少子化社会対策に関する意識調査からも、「男性にある程度の年収を求める女性は少なくない」ことがわかりました。結婚は「生活」ですので、女性が相手の男性の年収を気にするのも当然のことです。

ただ、あまりに条件を高く設定すると、理想の相手と出会うのが難しくなります。前出の日本の平均年収を見て、現実とかけ離れない程度で考えることが大切です。

また、相手にある程度の年収を求めるのは、自分が理想とする生活水準を保つためということもあるでしょう。共働き家庭が増えてきている現在、生活水準を保てるかどうかは、夫婦の年収を合算した「世帯年収」で考える場合もございます。

もし、あなたが共働きを考えているなら、自分の年収が現在どれくらいなのか、出産や子育て中、またそのあとの働き方はどうする予定なのかを書き出してみましょう。それによって、相手に求めるのに妥当な年収水準が見えてきます。

一方で、現時点での額面的な年収だけで判断すると、思わぬ落とし穴があります。以下に注意すべき点を紹介します。

・今の年収が高くても、その年収がいつまで続くかわかりません。景気や会社の業績が悪化することもあり得ます。また、今は高年収でなくとも、専門職であれば転職できる可能性が高いかもしれません。現在の年収だけを見るのではなく、将来の可能性も視野に入れておきましょう。

・どんなに年収が高くとも、散財していては安定した生活は送れません。収支バランスが取れている人かどうかも確認しておきたいところです。

・年収が高い男性は仕事が忙しい人も多く、家事や育児にあまり積極的でない可能性があります。相手の年収にこだわるのもいいですが、そういった可能性も念頭に置いておきましょう。

・額面的には同じ年収でも、会社員と個人事業主では手取り額が異なります。個人事業主は所得税や住民税のほか、個人事業税が課せられたり、健康保険料や年金保険料が全額負担となったりするなどの理由からです。生活資金として「年収」にこだわるなら、実際に使える手取り額で考えるのが妥当です。

 

婚活する際の年収のモヤモヤを解決し、結婚に向けて一歩前進しよう

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オーネットを一例に考えると、結婚相談所会員の平均的な年収は、日本の平均年収とほぼ同じであることがわかります。「年収」を結婚相手の条件にしている女性は、結婚相談所を利用するのもいいでしょう。

一方で漠然と高い年収を求めても、なかなかマッチングする相手に出会うことはできません。自身の理想とする生活水準やライフプラン、また日本の平均年収などを照らし合わせながら妥当なところで条件を設定するといいでしょう。

自分の年収が平均より低いからと婚活に消極的になっている男性は、そればかりを気にしていては何も進歩はありません。「一緒にいて楽しい人・自然体でいられる人」を結婚相手の条件として重要視しているタイプの女性に向けて、自分の誠実さや優しさなどの長所をうまくアピールすることに全力を注ぎましょう。

この記事を読んである程度「年収」のモヤモヤは解決できたけれど、やはり具体的に何からどう整理すればいいかわからないという方は、オーネットの結婚チャンステストで診断をしてみるといいでしょう。

あなたの現時点の年収や相手に望む年収など必要事項を入力すると、マッチングしたお相手のプロフィールをご紹介します。まずは、そこからスタートしてみるのはいかがでしょうか?

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