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「バツイチ女性と知り合ったのですが、実は既婚者でした」SNSで厄介なトラブルに巻き込まれた50代男性

SNSはトラブルの温床?

SNSはトラブルの温床?

実は、トラブル事例も後を絶たないSNSツール。千葉県の50代男性(建築・土木技術職/年収800万円)も以前、近所の人と知り合えるというSNSツールを利用し、トラブルに見舞われた一人だ。

そのサイトはすでに閉鎖してしまったが、長い歴史のある老舗のソーシャルネットワークサービス。男性はこのサイトで知り合った「バツイチの女性」と実際に会ってしまい、トラブルに発展したという。

「相手からメッセージが来て、遊園地とかに遊びに行っていました。しかし会話をしていくうちに、実はバツイチではなく、既婚者だったことが判明。何やら旦那から酷いDVを受けていたようで、離婚秒読みだったためバツイチと偽っていたとのこと。もちろん身体の関係は持っていませんが、旦那から訴えられそうになりました」

幸いにも男性は、相手女性に本名や住所を伝えておらず、携帯番号も発信専用の格安SIMを利用していたことから「フェードアウトできました」と明かしている。(文:鹿賀大資)

「なりすまし被害に遭い、それが原因で心身に不調をきたしたことがあります」

東京都の50代女性(ITエンジニア/年収450万円)は、SNSでのダイレクトメッセージを介した、知人からの誹謗中傷被害に苦しんだ。その知人は元々「温厚なタイプ」だったが、いきなり性格が豹変したという。

「ほかの友人と私に対して、性的に不快な内容を送り付けたり、自殺を匂わせるDMを24時間お構いなしに送信したり。後から聞いたところによると、自粛中のイベント参加を巡る件で仲間と揉めたそうで、その人たちの女性フォロワーに対して迷惑行為を働いていたことが判明」

そのうえで女性は「無関係なトラブルに巻き込まれて非常に迷惑。いいねの数に固執しすぎたり、SNSの繋がりが命綱だったりする人とは、二度と関わりたくないと思いました」と書いている。

福井県の40代男性(正社員/年収150万円)は以前、配信活動をしていたが、ユーザーからの誹謗中傷に耐え切れず「やめました」と語る。配信内容は明かしていないが、コメント欄には「死んだ方がマシ」「社会全体のお荷物」など差別的なものが相次いだという。またSNSでも

「なりすまし被害に遭い、それが原因で心身に不調をきたしたことがあります」

と明かした。

「既婚子持ちにしか共感できない話題ばかりで盛り上がっていて、ついていけません」

トラブルに見舞われてはいないが、負担を感じ「SNSを辞めたい」と思う人もいる。都内の30代女性(事務・管理職/年収250万円)は、20代の時からFacebookやInstagramを始めており、現在は「リアルな知り合い限定で繋がっています」という。

「昔は、友人同士で飲みや旅行に出かける度に写真をアップし、思い出を共有していました。そんな友人も結婚や出産を境に、私とは人生の価値観が変わっていきました。最近は、もっぱら夫婦や子どもに関する投稿ばかり。コメント欄も、既婚子持ちにしか共感できない話題ばかりで盛り上がっていて、ついていけません」

そうしたことから友人との距離を感じ、「何度となく辞めようかなと思うことがありました」と女性。また「疎遠になってしまったことを目の当たりにするツールなので、疲れている時や心に余裕がない時は、一切見ないようにしています」と付け加えつつ、

「もちろん未婚の友人だったり、趣味や仕事関連の投稿だったりを続けている人もいるので、気にすることではないかとも思いますが……。それでも繋がっている友人から、新規投稿の通知が入ってくることもあり、正直、面倒です」

と綴っている。

※キャリコネニュースでは引き続き「SNSでトラブル遭遇したことがある人」のほか「電話対応が苦手な人、苦手だった人」【緊急募集】三度目の緊急事態宣言、あなたが思うことや現在困っていることを教えて下さいなどのアンケートを募集しています。

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