オフラインのセミナーをウェブ上で提供できる「ウェビナー」
オンライン上で動画や音声を配信するウェブセミナー(ウェビナー)は、コロナ禍による影響でセミナーやイベントに出向くことが難しい今、需要が高まっています。
もともとオフラインで実施していたセミナーやイベントをオンライン化した企業や個人のほか、オンラインの特徴を生かしたウェビナーを考案して実行している人など、その利用方法はさまざまです。
ウェビナーの利点は開催場所や時間に制限されないこと。参加者がイベント会場に直接足を運ぶ必要がなくなることで距離の問題が解消され、全世界から集客できるのが魅力の一つでもあります。
一見して「オンラインの方が簡単そう」「リアルイベントよりも集客できそう」と思われがちなウェビナーですが、ウェビナー向けの集客の施策をしなければそう簡単に人を集めることはできません。
ウェビナーで満足な集客を得るには、オンラインのサービスに適した集客方法やコツを知っておくことが大切です。
ウェビナーで効果的に集客するポイント
■ターゲットを明確に。課題に沿ったテーマを設定する
集客施策を立てる前に、まず大事なのは「集客したいターゲット」を明確化することです。そうすることで集客したい対象に合わせた集客手段を選ぶことができます。
ターゲットの明確化をするには、ウェビナーを開催するそもそもの目的に立ち返ってみるといいでしょう。既存顧客にアップセルをしたい場合と、新規顧客を獲得したい場合では、選ぶ手段が変わってきます。
ターゲットが抱える課題が解決できるテーマを設定して、集客効果を高めましょう。
■ウェビナーに参加することのメリットを明確に伝える
ターゲットがウェビナーに参加することで得られるメリットを明確に伝えられるように準備しましょう。ターゲットが集客施策によってウェビナーの存在を知ったときに、参加することによって得られることやメリットがわかりやすいと検討しやすくなります。
掲示すると良いメリットとしては、ターゲットの課題解決につながるということのほかにも、「セミナー資料はダウンロードできる」「講師に直接質問できる」「参加者に割引サービスがある」といったものです。こうしたメリットを目に入りやすく表現することで、ウェビナーをより魅力のあるものに見せることができます。
■参加方法をわかりやすく。スムーズに参加できるように
ウェビナーへの参加を検討しているユーザーが参加を躊躇うポイントに「参加の申し込み方法がわかりにくい」「入力することが多くて面倒」などといったことがあります。こうした「離脱」を防ぐためには、広告や申し込みフォームに工夫が必要です。
入力項目を氏名や連絡先など基本情報を中心とした最小限の項目にする、特殊な質問項目がある場合は解答をラジオボタンによる選択方式にするなど、スムーズな参加申込ができると良いでしょう。
また、ウェビナー当日の入室方法についても事前にわかりやすく明記しましょう。入室用のURLやパスワードがどこに記載されているかわからず、当日参加ができないということが起こると印象も良くありません。ウェビナーの前日までに参加方法をリマインドしておくと親切です。
このように、集客の方法を検討する前に下準備が重要です。ウェビナーをする目的やターゲットが定まったら、それに合わせた集客施策を検討しましょう。
ウェビナーの集客施策の選び方
集客をする手段には大きく分けてオンラインの方法とオフラインの方法があり、どちらの方法にもメリットやデメリットがあります。
オンラインの集客方法とは、SNSやウェブ広告といったインターネット上での集客の方法です。その特徴は低コストで情報が広く拡散されることにあります。大人数を集めたい、新規開拓したい場合に向いている方法です。
一方、インターネットを使わないオフラインの集客方法とは、紙媒体のチラシやテレアポといった方法です。集客したいターゲットがインターネットとの親和性が低い場合や、既存の顧客向けに開催する場合には効果を発揮しますが、いずれもコストがかさむ傾向にあります。
基本的に低予算かつオンライン上で提供するウェビナーの場合は、金銭的・人的コストがかかるオフラインの集客施策よりもオンラインの方法を選ぶのがおすすめです。
また、オンラインで集客するにあたってもいくつかの方法があります。以下ではSNS、ダイレクトメール、ウェブ広告について説明します。
■ SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
個人や企業のSNSアカウントからウェビナーの実施を知らせる方法があります。アクティブなユーザーが多く、情報の拡散性が高いTwitterやInstagram、Facebookを活用すると良いでしょう。
しかしSNSはただアカウントがあるだけでは人に見てもらえるわけではありません。発信力を持つには、日頃からアカウントを活用してさまざまな情報発信をしておくことも重要です。
■ DM(ダイレクトメール)
すでに獲得している顧客へのアプローチも有効です。顧客や関係者にメールでアプローチする場合には個別最適化した内容で送付することで、返信率や参加率が上がります。
「顧客向けセミナー」など目的がわかりやすい文面にすると良いでしょう。
■ Web広告
Google広告をはじめとしたWeb広告は、人の属性やパーソナル情報に応じた広告配信をすることでターゲットや参加の見込みがある人を効率よくリーチしやすい方法です。
FacebookやTwitterなどのSNSにも広告を掲載する機能があります。費用はかかりますが、効率のいい集客方法として選択されています。
このようにオンライン集客の方法にもそれぞれの特色があります。また、一つだけではなくいくつかの方法を組み合わせて実施することが大切です。
「効率よく集客する方法」プロから教わるのが近道
集客の方法を知り、やってみたもののうまく集客ができないという人も少なくありません。デジタルマーケティングの領域は専門用語も多く、また変化が激しい領域でもあるために知識がないと難しいことも多くあります。
「自分だけではうまくやれそうにない」という人や「デジタルマーケティングを学んで、集客できるようになりたい」という人は、その道のプロからレクチャーを受けてみるのも良いでしょう。
スキルシェアのプラットフォームであるタイムチケットでは、デジタルマーケティングを仕事にしているプロのマーケターなどが集客施策の相談に応じています。まずはプロの意見を仰いでみることも、効率のいい集客をするための近道となるかもしれません。
タイムチケットで集客について相談できるチケット
チケットを利用した人のレビュー
1時間という短い時間にも、細かく丁寧にデータを見せながら集客のアドバイスをくれたので、とても勉強になりました。 広告だけでなく、SNSと連動させることで今まで拾えていなかったターゲットにリーチできることがわかり、ぜひまた相談させて頂きたいです! (播磨佳奈さんへのレビュー)
イベント運営に関してのSNS活用法についてアドバイスを受けました。丁寧にヒアリングして頂き、ご自身の経験や知識をもとに、解り易くニーズに合ったアドバイスを頂くことが出来ました。柔らかな人柄と縁を大切にされている方だと印象を受けましたので、また活用させて頂き有意義な時間を過ごせればと思います。(noriさんへのレビュー)
Instagram運用やマーケティングについて、アドバイスを頂きました。 1時間では収まりきらないくらいの情報を盛り込んでいただいて、感謝してもしきれません。。 私の現状の課題や悩みを瞬時に察知して、それに合った知識のシェアやわかりやすく丁寧なアドバイスをしてくださり、翌日からの一歩まで導いてくださったので、非常に価値のあり学びの深い時間でした! 本当にありがとうございました! またぜひご相談させて頂きたいです! (Yamada Kanamiさんへのレビュー)
最適な集客手法でウェビナーを成功させよう
今回はウェビナーで集客をするために大事なポイントや集客施策の選び方とともに、プロのマーケターに直接相談できるタイムチケットのサービスを紹介しました。
ウェビナーを成功させるには、充実したコンテンツ企画とともに集客施策が重要です。自分のサービスに最適な集客方法を知ることで参加者の数は大きく変わります。効率よく集客できる手段を選び、ウェビナーを成功させましょう。
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