写真家・音楽とアートの会社を経営。大阪在住。東京生まれ。香川、ニュージーランド、フィリピン育ち。趣味が多すぎて時間が足りない。
祖父のフィルムカメラが「フォトグラファーの道」のきっかけ
横山大地さんは、大阪で「音楽とアート」に関するグッズを制作する会社を営んでいます。缶バッジやステッカー、CDジャケットなど、さまざまな製品を制作していますが、その過程では「写真の撮影」も大切な要素となっています。 横山さんは18歳のとき、祖父の形見のフィルムカメラを手にしたことがきっかけで、写真の世界にのめり込みました。 大学院で理工学を研究する「機械オタク」だった横山さんは、機械としてのカメラの魅力にも惹かれていきます。カメラの仕組みを学びながら、写真撮影のスキルを磨いていきました。 趣味が高じてフォトグラファーとなった横山さん。写真教室を主宰したり、アート展の審査員を務めたりして、幅広くカメラとアートに関する活動をしています。
「ブランド」になるプロフィール写真を撮影するフォトグラファー

横山さんは、会社を経営するかたわら、個人の時間やスキルを売り買いできるサービス「タイムチケット」で、プロフィール写真を撮影するサービスを提供しています。
セラピストやコンサルタントといった職種の人のためにビジネス用の写真を撮影したり、PairsやTinderなどのマッチングアプリ用にプロフィール写真を撮影したりすることが多いという横山さん。ポートレート専門のフォトグラファーとして、次のような思いを口にします。
「写真はその人の人柄を視覚的に認識できるツール。パーソナルブランディングにおける最も重要な要素です」
撮影は屋内と屋外の両方で行われます。屋内では、照明機材をふんだんに使って、昼夜・天候を問わずかっちりしたイメージの写真に。屋外では、写真映えしそうな壁や木々、太陽やネオンを活用して、シーンに応じた写真を撮影します。
「屋内・屋外のどちらが適しているかは、写真の用途によって提案させていただきますので、お気軽にご相談ください」
撮影されるのが苦手な人に好評「被写体との距離をなくす会話力」

横山さんは、ポートレート写真を専門に撮影する理由を「被写体と会話ができるから」だと話します。
「写真は被写体と写真家の間柄が如実にあらわれます。被写体とコミュニケーションをとりながら関係を構築していけるポートレート写真は、私にとってもっとも撮影しがいのあるものです」
写真を撮られるのが苦手な人や、プロの写真家に撮られるのが初めての人を撮影するのが得意という横山さん。依頼者との距離をなくすために、撮影前や撮影中の会話をとても大切にしています。
時にはビジネスや恋愛に関するアドバイスを求められることもあるそうですが、「さまざまな経験をしてきた自分にとって、依頼者との会話はそれを活かせる場」と楽しんでいる様子。
「人の見た目を撮るだけでなく、人柄や関係性まで撮るツールであるというところに、カメラのおもしろみがあります」
「SNSのプロフィール写真にしたら反応が格段に変化した」

被写体との関係性を大切にしてきた横山さん。これまで数々の写真を撮影してきた中で、あるできごとが印象に残っていると言います。
「性転換治療で声変わりしたソプラノ歌手の方を撮影したことがあります。その方は先天的に肢体が不自由で、車椅子生活をしていました」
音楽やアートに関する仕事をしていると、社会で「マイノリティ」といわれる人たちと知り合う機会が多いそうです。そうした人たちは「マジョリティとして生きている人々よりもはるかに強い力を発している」という横山さん。「その力を写真に撮影できたことは、写真家としての至福でした」。
そんな横山さんのもとには、次のような感謝の声が届いています。
「SNSで使用しておりますが、周りからの反応が格段に変化しました。 撮影されることに慣れていない中で、的確にポーズなどのアドバイスをしていただき、苦痛なく撮られることができました! 」
横山さんは写真撮影を通して、依頼者に「ブランディング」も提供していると考えています。フリーランスや自営業で仕事をしている人は、自分をうまくブランディングすることが周りからの信頼を得ることにつながります。
これまで、写真を撮られることが苦手だった人や、SNSで顔出しすることが恥ずかしいと感じていた人は、横山さんにプロフィール写真を依頼してみてはいかがでしょう?
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