120社以上の法人(上場企業からスタートアップ、成長ベンチャーまで)のwebコンサルティングの会社を経営しています。 ・コンテンツマーケティング ・サイト制作 ・SNS運用 ・広告運用 リスティング広告、DSP、ディスプレイ広告 ・SEO改善 ・新規メディア立ち上げ ・起業 など諸々のご相談対応できます。 トラフィックとしても0から30万UU、数百万UUまでの経験があります。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略語で、「検索エンジン最適化」を意味します。 インターネットユーザーがGoogleやYahoo! といった検索エンジンで特定のキーワードを検索したとき、そのキーワードに対して最適なページを用意することで、検索結果ページの上位に自分のサイトが表示されるようにする施策をいいます。 Webマーケティング支援の会社を経営する福田佑貴さんは、SEOの効果について次のように話します。
「SEO対策をすることで月商数億円を上げているECサイトや数千万円の利益を出している個人のサイトが増えています。 自分のページを検索結果の上位に表示させるのは大変ですが、それだけで企業を上場させたり、個人でも十分に生計を立てたりすることが可能です」 いま、新型コロナウイルスの影響でオフラインの営業や売上獲得が難しくなっています。福田さんによると、そうした中Web経由で売上を上げたい、販売を促進したいという人が急増しているそうです。
SEOの仕組みはどうなっている?
検索エンジンの中でも大きなシェアを占めているのがGoogleです。
Googleはユーザーに良質なコンテンツを届けるため、独自のロジックに基づいてWebサイトの評価を行っています。しかし、上位表示するページをどんな仕組みで決めているのかは明かされていません。
良質なコンテンツを届けるというGoogleの理念に従えば、検索結果の上位にはユーザーのニーズを満たすコンテンツを持ったサイトが表示されることになります。
「『検索エンジン最適化』といいますが、検索エンジンから『最適なページ』と判断されるには、検索したキーワードに対する答えとなるような情報が掲載されているとよいでしょう。
そのための1つの手法として、キーワードを記事タイトルに入れたり、本文内に適度にちりばめたりすることが必要です」
具体的には、次のようなポイントが考慮されていると上位表示されやすいといえます。
・サイト内の該当ページに検索キーワードが適度にちりばめられているか
・1つのページが一定の文字数を上回っており、十分な情報量となっているか
・サイト内の該当ページだけでなく、他のページにも検索キーワードに関連した対策がされているか(サイト全体に情報の網羅性があるか)
基本のSEO対策
実際にSEO対策をするにはどうしたらよいのでしょうか。 「ウェブサイトを作る前に、どのようにSEO対策をしていくか方針を決めておくことが大切」と福田さんは指摘します。
■ウェブサイトを作成する前に準備しておきたいこと
Googleでは「ウェブサイト全体に情報の網羅性があるか」といった点もサイト評価の重要な要素となります。 計画的にSEO対策を進めるため、ウェブサイトを作る前にどのようなSEO対策をしていくか方針を決めましょう。 「まず、そのウェブサイトがどのキーワードで検索したときに上位表示されるようにしたいかを決めます。次に、そのキーワードに『関連』するキーワードにはどんなものがあるかを調査します。 1つのウェブサイト内でできるだけそれらのキーワードをできるだけ網羅し、検索エンジンに『検索されたキーワードに関する専門的なサイトだ』と思わせるようにします」
■SEO対策の手順
ウェブサイト全体でSEO対策の方針を決めたら、サイト内のコンテンツを作成していきます。それぞれのコンテンツでは、次のような手順でSEO対策をしていきます。 1.コンテンツを上位表示させるために、キーワードを調査・選定する。 キーワードを選ぶためには、候補となるキーワードをできるだけたくさん書き出します。候補となるキーワードを探すには、Googleなどの検索スペースに文字を打ち込むと表示される『サジェストキーワード』を参考にするとよいでしょう。 2.キーワードの検索ボリュームを調査する。 「1」で挙げたキーワードが実際にどれくらい検索されているのか、それぞれのキーワードについて検索ボリュームを調査します。
検索ボリュームの調査は、Googleが提供しているキーワードプランナーなどの検索ボリューム調査ツールを用いて行います。 3.コンテンツのページ構成を検討する。 キーワードを設定したら、コンテンツのページ構成を検討します。
ページ構成は、設定したキーワードを実際に検索し、上位表示された競合サイトを参考にするとよいでしょう。 4.コンテンツを作る。 タイトルやリード、見出し、本文の中に、設定したキーワードを含めるようにしましょう。文字数は多いに越したことはありませんが、大切なのは情報の「質」です。
コンテンツの作成は、予算を決めて外注するのも1つの手段です。 5.サイトの検索順位がどうなっているかモニタリングする。 公開したコンテンツの検索順位はどのように推移しているか、実際にどのようなキーワードで検索されているかといった結果をモニタリングします。
ここで得た調査結果を今後のSEO対策にいかしたり、必要に応じて公開済みのコンテンツをリライトしたりしていきます。
SEO初心者におすすめの本
福田さんに、初心者がSEOを学ぶためにおすすめの本を聞きました。
SEO入門の定番書。SEOの考え方の本質を、経験豊富な講師陣がやさしく丁寧に解説しています。
サイトを訪れるユーザーの検索意図に合わせて、どんなキーワードを対策し、どんな構造のサイトを作ればいいのかという基礎から学ぶことができます。
効果の長続きする「正しいSEO」が身に付きます。
「この本はSEOの基礎的な知識がやさしく書かれているので、初心者によいと思います」(福田さん)
SEOは最初が肝心 どんな対策をするべきか専門家に相談を
Webコンサルティング会社を経営し、上場企業からスタートアップまで120社以上のマーケティング支援を行っている福田さん。 SEOは最初が肝心と指摘します。 「始めにきちんとSEOの方針を決めておかないと、結果が出ずにゆくゆくはサイトを作り直すコストが発生してしまいます。 同じようにコストをかけるなら、最初にどんな対策をするべきか専門家に相談することをおすすめします」 SEO対策についてより深く知りたい人は、福田さんに相談してみるとよいかもしれません。
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