「社畜スイッチ」の悲惨な内容に学生戦慄 「社会に出るのが怖すぎる」 | キャリコネニュース
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「社畜スイッチ」の悲惨な内容に学生戦慄 「社会に出るのが怖すぎる」

キャリコネが9月6日に配信した記事「最新版『社畜スイッチ』がひど過ぎる」にネットで大きな反響があり、ニコニコニュースでは1100件を超えるコメントが寄せられた。

記事では、NHK・Eテレの「お父さんスイッチ」をパロディにした、2ちゃんねるの「社畜スイッチ」の内容を紹介。特にブラックな職場環境で働く人たちの悲哀が表れたものをピックアップした。

■さ:逆らうなんていい度胸だな?あ?

■し:仕事も出来ないくせに昼休むの?

■す:すみませんでしたで済む訳ねーだろ!!!

クソ上司思い出し「うわあああああやめろおおおお」

ネタにしても悲惨過ぎる内容だが、これを読んだニコニコユーザーからは「笑えない」というコメントが相次いだ。

「そんなこと言われる訳無いだろ、って笑えない世の中になっちゃったんだな」

「これが冗談で読み飛ばせるなら、あなたの就職は成功でした(意味深)」

社畜スイッチはほかにも「か:家族?二の次だ」「み:道端で泣く」など、散々な言葉が目白押しだ。しかし、「中小企業勤めなら割と普通じゃね?」と冷ややかに書く人もいる。

実際に社畜スイッチそのままの経験をしたという人もおり、「せ:世界には仕事したくてもできないやつがいるんだよ」については、「言われた事ある。上司どころか、親も言うから困る」というコメントがあった。これでは、会社でも家でも居心地が悪い。

また、社員を人とも思わない社畜スイッチによって、トラウマが呼び覚まされてしまった人も多いようだ。

「山梨県で働いてた頃のクソ上司の所業を思い出すからやめて差し上げろ(懇願)」

「前の会社を思い出す!! うわあああああやめろおおおお」

「あった…泣きながら仕事する先輩。 夜中に号泣しながら作業するも完成させられなかった私。 インフルなのに出社するバカ上司」

自分のことではなくても、スポーツマンだった先輩が社会人になって鬱になり、「友達の家の扉を力いっぱい叩いて何か叫んでいたの思い出した」という人もいる。これは確かに、忘れられそうにない経験だ。

ニート「勝ち組な気がしてきたわ」

酷い職場環境で自分を犠牲にしながら働く人には「退職スイッチ」が必要、という意見もあるが現実には難しいケースもあるようだ。ブラック企業では、自尊心がボロボロになるまで罵倒し、従業員が転職する気力を失わせるところもある。

コメント欄にも、「俺も(退職を)考えてるけど辞めようとする素振りを見せると上司が脅してくる」という人がいた。こうした悲惨な例は現役の社会人ではなく、これから就職活動を行う学生も強烈なインパクトを与えたようだ。

「大学生の身からすれば恐ろしくて仕方ないんだけど…」

「学生だけど社会に出るの怖すぎわろえない」

「やっぱり就活やめようかな…」

もっとも、全ての会社がブラックな訳ではないが、それだけ衝撃的だったのだろう。ニコニコでは、他に「数年前は人並みにニートは負け組だと思ってたけど、最近勝ち組な気がしてきたわ」「ニートに戻りたい(切実)」という声も寄せられていた。

あわせて読みたい:ブラック企業と「旧日本軍」の類似点

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