どういうこと? 「お宅のお子さんが万引きした。店まで迎えに来て」突然の電話、そこに娘本人が帰宅 母親は冷静に対応して……
子どもはとんでも無い嘘をつくことがある。到底許されないような内容であることも――。
神奈川県の40代の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収1500万円)は、「小学生の時の話です」と振り返る。当時、女性が学校に帰宅する直前に、「家に一本の電話」がかかってきた。家にいた女性の母が電話を取ると、衝撃のことが伝えられたのだ。(文:長田コウ)
「学校の近くの駄菓子屋さんの店主が、お宅のお子さんが商品を万引きし、今店にいるから迎えにきて欲しいというのです」
「目の前にいる子供の学生証を確認してくださいと伝えると…」
そこに、ちょうど女性が帰宅した。普通だったら混乱してしまうが、母親は冷静だった。
「娘は今帰ってきました、目の前にいる子供の学生証を確認してくださいと伝えると、同級生が万引きをし、見つかった時に私の名前と自宅の電話番号を伝えたことが分かりました」
当時、未成年だったから許されたものの、「成年なら犯罪ですよ」と女性は怒りを隠せていない様子。当然、絶縁を決めたが、「小中高一貫校だったため、12年間学校は同じ」だったという。
「しかも(友人の)親が学校の教員だったため、学校の計らいで穏便に済まされ、その子は何度も学級委員に選ばれる」
確かに、これは納得できない。その同級生のその後については、「大学院卒業後は研究者になったようですが、私の中では犯罪者のままです」と書いていた。
いくら小学生とは言え、なぜ簡単にバレるような嘘をついたのだろうか。女性は、一生忘れないだろう。
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