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「飲食店経営のカリスマ」が3000万円の投資先を決定! 違いを生んだのは、小さなしぐさの違いだった

目は口ほどにモノを言う

目は口ほどにモノを言う

1月からスタートした「有吉ジャポン」(TBS系)の新企画「成り上がりジャポン」。年収200万円以下の若者たちが「下流社会からの脱出を計る」というテーマで続いていたが、3月25日の放送で見事、成り上がりの夢をつかんだ人物が決定した。

その人物とは、板橋区にある3坪バーの雇われ店長・柴田達規(28歳)。歌舞伎町ホストの窪田翼(32歳)と争っていたが、最終選考でついに勝ち抜けた。差をつけたのは、意外にも小さなしぐさの違いだった。(文:みゆくらけん)

「覚悟はあるか?」と聞いたとき、目が合った方が選ばれた

3000万円の投資を受け、新店舗飲食店のオーナー店長になる柴田。投資をするのは「飲食店経営のカリスマ」、外食チェーン店を展開するエムグラントフードサービス代表の井戸実氏だ。今年中にも出店するという。

グループ年商70億円を稼ぎ出す超ヤリ手の井戸氏が与えた、今回のビックチャンス。「頑張れば年収1800万円も夢じゃない」という、まさに成り上がり企画だが、応募者の中からこのチャンスを柴田が勝ち取った決め手とは一体何だったのだろうか。

「オフモードの飲み会と思わせておいて、実は2次選考」「自分たちで話し合わせて、3人の中から1人脱落者を決めさせる」「5万円をプレゼントして、好きに使わせる」など、これまで数々のぶっ飛んだ選考方法をとってきた井戸氏。

最終的に柴田を選んだ理由は、最終選考に残る彼らのもとへ井戸氏が突然訪れ、話をする場面で見えた2人の違いだった。

「『覚悟はあるか?』と聞いたときに、目が合っていたのが柴田くんだったのです。翼くんはお酒を作っていて、視界から外れちゃってたんです。でもそこはずっと目を合わせていて欲しかったんです。そこは僕、絶対に大事にしていて」

意外にも、最後はソコだったのである。大事なお客に対するもてなしの基本は、常にそのお客に意識を向けること。話の内容自体は2人ともほぼ同じだったため、目線ひとつで生まれる差のデカさが感じられる。

負けん気に溢れたホストが抱えた「弱さ」

人の目は「心の窓」とも呼ばれるが、井戸氏は自分をしっかり見つめた柴田の目に見えたマジ具合、気合い、自信を読みとったのだろう。

一方、ホストの翼は惜しかった。応募者の中で誰よりも負けん気に溢れていた彼だが、最後の最後で負けてしまった。それはきっと、彼の「自信のなさ」だ。相手の目をしっかり見つめることができなかった「弱さ」だ。

彼はとても正直で、表情や目やしぐさから感情が汲み取りやすい。彼には「こんなオッサンに偉そうにされてたまるか! 見返してやる」という負けん気はあったが、「絶対に店を成功させてやる!」という自信は足りなかったのかもしれない。

また、自信のなさをカバーする、隠すという意味、つまりテクニックとしての「目合わせ」の演技ができなかった点も残念だったと思う。

この番組企画が教えてくれたこと。それはとてもシンプルに「大事な話は、絶対に相手の目を見て聞け、話せ」ということだ。目は口ほどにモノを言う。面接、プレゼンなど説得力が必要な仕事の場面だけでなく、異性を口説き落とすときにも使える絶対法則である。

あわせてよみたい:マツコ・有吉、酒癖の悪い上司に「絡まれろ!」と即答

 

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