「修理にお金がかかる」とエアコン故障を1ヶ月放置する会社→従業員は大量離職 | キャリコネニュース
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「修理にお金がかかる」とエアコン故障を1ヶ月放置する会社→従業員は大量離職

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猛暑が続く夏。どこの会社でも熱中症対策が取られていることだろう。ところが、エアコンが故障してもなかなか修理しない職場もあるようだ。

投稿を寄せた50代女性(サービス・販売・外食)は、自身が働くスーパーの驚くべき実態を明かした。スーパーは建物が古く、頻繁に機械が故障するという。

「1ヶ月以上前に、総菜の調理室の冷房が故障してしまいました。が、本部に連絡しても『修理するのにお金がかかる』と言って全く修理してくれません」

窓もなく換気扇しかない調理室で、揚げ物など火を使う作業の人たちは「大変です」と訴える。夏の暑さが厳しい時期であればなおさらだ。(文:長田コウ)

「暑すぎてしんどい!レジに帰りたい」

案の定、体調を崩した惣菜担当スタッフが、他の部署に替わる事態になっているそう。しかし、問題の根本原因は改善していない。

「その人が抜けた為、1人レジから総菜に変わった人も『暑すぎてしんどい!レジに帰りたい』と嘆いています」

女性は「確かに、業務用のクーラーの修理は高いと思いますが」と前置きしつつも、本音をこう書いている。

「従業員の健康の事を何も考えてくれないこんな会社には、この会社の為に頑張ろうとは全く思いません」

当然の思いだろう。会社は職場における従業員の熱中症を予防する義務があるにもかかわらず、コスト削減を重視しているのだ。当然、この劣悪な環境は深刻な人材流出を招いていた。

「実際、この会社は数店舗ありますがここ1年で全店で100人以上が辞めているそうです。新しく入った方も1~2か月で辞めていきます」

目先の修理代をケチった結果、会社はそれ以上のものを失っているのかもしれない。

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