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美容室で思っていたより高額を請求されて、びっくりした経験のある人は多いだろう。予約サイトで安い料金のクーポンを使っても、来店時に謎の追加料金が発生することもある。(文:湊真智人)
投稿を寄せたのは都内在住の50代女性。美容系予約サイトで「素敵な内装のサロン」を見つけ、「カット、カラー、トリートメント」のメニューで予約を入れた。だが都内の雑居ビルにあるそのサロンを訪れてみると、女性の期待は大きく裏切られてしまう。
「店内に入ると、掲載内容とだいぶ違うあまり清潔感がない理髪店のようなサロンで、あまりおしゃれではない男性オーナーがいました」
倍額請求もポイントは通常分のみ
実際の内装に気落ちしつつも一通り施術を受けた女性。しかし会計の際に、予約時のメニューの「倍ほど」の金額を請求されたという。思わず店員に確認すると、衝撃の答えが返ってきた。
「『掲載にあったメニューで予約しましたが?』と伝えると、『髪質がこうだったから、更に良いトリートメントを使ったので』と言われました」
なんと断りもなく勝手にメニューを変更されていた。しかも「仕上がりも気に入るものではなく、何がどうよくなったのかわからない状態」と不満は募るばかり。しかし当時は「まだ若く、強気で伝えられなかった」と、請求を受け入れざるを得なかった。
女性の不運はまだ終わらない。結局当初の倍額を支払ったものの、ポイントは予約分しか付与されなかったと話す。原因は不明だが、納得できなかったに違いない。
当日のメニュー変更自体は経験があるという女性だが、いずれの美容室でもカウンセリングによる確認があった。それを省いた杜撰な接客に対し、こう怒りをにじませている。
「ぼったくりのような接客」
「店内にいた別の方も同じサイトから来られたようで、戸惑っていたようでした」
こうした料金トラブルを避けるためにも、クーポンに追加料金が発生するかなど施術前の料金確認は徹底したほうがいいだろう。悪質な場合は消費者生活センターへの相談という選択肢もある。いずれにせよ、店側と客側の適切なコミュニケーションは必須と言えそうだ。
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