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親しい友人だからこそ、ひと言に配慮が必要なことがある。投稿を寄せた50代女性は7年前、子どもの受験で中部地方に移住。そこからすぐに体調不良が続き、子どもの大学合格後に倒れ「末期がん」という診断が下りた。
緊急手術と抗がん剤治療という闘病生活の末、奇跡的に転移や再発はなく、子どもの就職を機に地元に戻ってきたときのこと。学生時代の友人と地元で再会すると、ヘアドネーションの話題が出た。(文:西荻西子)
「言って良いことと悪いことがある」
ヘアドネーションを目指して髪を伸ばしていることを、女性は友人に話した。ヘアドネーションは、病気や事故などで髪を失った人に無償でウィッグを提供する活動だ。しかし、友人からは驚くべき一言が返ってきた。
「念がこもってる髪の毛ほど怖いモノは無い」
その言葉に、「そこからは縁切りしました」と語る女性。
壮絶な闘病を乗り越えた女性にとって、ヘアドネーションはただの髪の寄付ではなく、特別な意味を持っていただろう。友人の心ない一言に、「言って良いことと悪いことがある」と心境を明かした。
「多分身内にも自分にも経験無い無知な人間なんだな、と」
「いつかは(自分も必要に)なるかも知れないんだからと思いながら」
こう深い失望を書いている。人間だれしもいつ病気になるかわからない。ましてや闘病という経験を持つ相手には、なおさら慎重に言葉を選ぶべきだっただろう。
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