推し活の悲劇!?声優イベントで終電逃し、真冬の夜に「5キロ歩くはめに…」 男性のほろ苦い思い出

画像はイメージ
今や当たり前となった「推し活」だが、スマートフォンが普及する前は、情報収集も移動も、今よりずっと大変だったはず。しかしその分、昔の推し活には、今とはまた違った熱量があったのだろう。
北海道の40代男性は、今から30年前に体験したという、ある声優イベントでのほろ苦い思い出を寄せた。
「推しの声優さんから直接バレンタインチョコレートをもらえるイベントに参加しました。夕方5時からのスタートで、余裕で帰れると思い帰りのバスを予約せず、会場の最寄り駅から帰ろうと考えていました」
しかし、イベントは男性の予想以上に長引いてしまう。(文:天音琴葉)
「すぐに駅に行って時刻表を見たら、電車はなくて……」
「なかなか自分の番まで時間がかかり……」と振り返った男性。だが、どれほど時間が押していたとしても、チョコをもらう前に帰るという選択肢はなかったのだろう。
開始から1時間半後の午後6時半、イベントが終わり、急いで駅に向かった男性を待っていたのは、非情な現実だった。
「すぐに駅に行って時刻表を見たら、下宿のある駅に向かう電車はなくて……」
今ならスマートフォンで終電時刻や代替ルートをすぐに検索できるが、当時は駅で時刻表を見るまでわからなかった。駅で時刻表を確認すると、下宿の最寄り駅まで行ける電車はすでに終了していたのだ。
結局、途中まで行く電車に乗り、下宿の1つ手前の駅から歩くことになったという。
「5キロほど歩くはめになりました」
2月の北海道だったとすれば、5キロの道のりは想像以上に過酷だったはず。推しからもらったチョコだけが心の拠り所だったに違いない。ほろ苦いバレンタインの思い出は、凍えた帰り道の記憶と共に、今も忘れられないものになっているだろう。
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