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待ちに待った冬のボーナスに、期待外れどころか絶望を感じている人もいるようだ。投稿を寄せた埼玉県の20代女性(事務・管理/年収300万円)は、今年の8月に中途入社したばかり。正社員として採用されたものの、支給された額に言葉を失った。
「正社員ですが1万円しかでませんでした。納得はしていません。 わかりづらい就業規則の賞与欄を見ても、意味がわかりませんでした」
「ボーナス・賞与あり」の条件も決め手で転職したというが、「しなければよかったかもと思うくらい」と不信感を募らせている。(文:境井佑茉)
引っ越し資金のはずのボーナスがほぼナシ…「しんどいです」
女性は、来春に引っ越しを予定しているのだそう。
「その資金に貯めておこうと思ったのに、ほぼボーナス無しに等しい状況になりしんどいです」
中途採用の場合、最初の賞与は算定期間の関係で満額出ないことは多い。それでも事前の説明と実際の支給額に乖離があると裏切られた気持ちになるだろう。
一方、東京都の30代男性(建築・土木技術職/年収400万円)は、業界全体の不況が原因で昨年との落差に肩を落としているようだ。昨年30万円だったのに対し、今年は0円だと明かした。
男性は防水などの仕上げ工事を中心に行う現場代理人兼職人だ。支給ゼロの背景には、建設業界特有の構造的な問題があるようだ。
「防水等仕上げ工事が中心の為、新築工事では工程的に後のほうなので上棟まででゼネコンが予算を使い過ぎで割りを食っている」
しかし、ゼネコン業界自体の物件数が少なく、安くてもやらざるを得ないという負のスパイラルに陥っている。男性は、
「改修工事等も施主側の予算が不足している為不調に終わっているので会社自体に儲かる仕事がない」
と、嘆く。個人の頑張りではどうにもならない業界の厳しさが、ボーナス査定に直結してしまった形だ。
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