SNSに写真投稿する3人に1人が「SNS映え」を意識していることが判明! 旅行先も「フォトスポット情報を参考に決定」
今やコミュニケーションの手段として欠かせない存在となっているSNS。外食したり旅行に出掛けた際は、思い出を共有するために写真をアップする人も多いだろう。中には写真をアップするときにSNSの投稿の中でも目立つよう、「オシャレで雰囲気がある写真」や「インパクトがある写真」を載せて「SNS映え」を意識する人もいるようだ。
ジャストシステムが20~34歳の男女1091人に対し「SNS写真投稿に関する調査」を実施し、27日に結果を発表した。それによれば、直近1年間でSNSに写真投稿をした806人のうち、36.5%の人が「SNS映え」を意識していると答えたという。
「景色も自分自身も、ともに引き立つファッションを心がけた」
そのうち189人に「SNS映え」を意識した撮影シーンを聞いたところ、1位は「国内旅行」で56.1%。以下、「外食」(52.9%)、「遊園地、動物園、水族館、博物館など」(49.7%)と続いた。レジャーで写真を撮影する際に意識することが多いようだ。
では、どのような点を意識するのだろうか。撮影時に工夫したことについては、「メインの被写体の位置」(63.6%)、「背景」(60.5%)、「色合い」(60.2%)が多かった。それくらいであればささやかな工夫といえそうだが、中には「SNS映え」を意識して徹底する人もいるようだ。114人に旅行で「SNS映え」を意識したことを聞いた結果、
「景色も自分自身も、ともに引き立つファッションを心がけた」(53.5%)
「フォトスポットが一番きれいに写る時間帯や天気を狙って、行動した」(50.9%)
が上位だった。中にはそもそも旅行に行く前から「SNS映え」を意識する人も。「『SNS映え』するフォトスポット情報を参考に、旅行先を決めた」という人は41.2%にのぼっていた。
SNS投稿写真で印象に残った物・シーンを聞いたところ、トップが旅行(37.2%)になっている。そのため、旅行の写真に気合を入れてしまう人もいるのだろう。もうすぐ夏休みで旅行に行く人も多いとは思うが、SNSに写真をアップすることばかりに気を取られないで旅行そのもの自体も楽しんでもらいたい。
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