「お好み焼き定食はアリかナシか?」論争再び 関西人は「ラーメンにライスの方が謎」と反論
ネット上では「お好み焼き定食ってありなの?」という論争が存在し、たびたび議論になります。お好み焼き定食は関西では定番のメニューで、お好み焼きに白いご飯と味噌汁、お新香等がつきます。関東圏に住む筆者はこの定食の写真を見て、「炭水化物+炭水化物」というあまりのインパクトに衝撃が走りました。
2ちゃんねるでは、「【都市伝説】関西にはお好み焼き定食がある」などと完全にネタ化。この9月にも、「お好み焼き定食とかw両方炭水化物じゃんw」という関東人の言葉から言い争いになっていました。(文:篠原みつき)
「肉が入っているから『炭水化物』は的外れ」というけど
これには「伝説ちゃうわド定番やんけ」と反論する関西人。ダブル炭水化物という批判には、「お前ラーメンセット食べるやろ、あれも両方炭水化物やが」「あげく味の濃い炒飯とセットでも喜んで食っている」と畳みかけ、関東人を黙らせています。
他にもこんな意見がありました。
「焼きそばパンの方がよっぽど炭水化物セットや」
「ラーメンに米が一番わからん」
「お好み焼きのソースの味がライスに合うんですよ」
「そもそもお好み焼きに肉入ってるから『炭水化物』ってこと自体的外れ」
話はどんどん炭水化物メニューの列挙になっていきます。焼きそばパンのほか、グラコロバーガーやドリア、パンとパスタのほか、「たこ焼きで飯食ったりするわ」などなど。だからお好み焼き定食があって何が悪い!というわけです。
一方、関東圏からの声が多い「ナシ派」の意見はこんな感じです。
「ラーメンにはスープがあるのでライスとマッチする。でもお好み焼きの場合は汁物じゃないから無理」
「関東人やけど炭水化物がどうとかどうでもええんよ。味が合わないってだけ」
「お好み焼き定食、タコ焼き定食、おでん定食、焼きそば定食、やっぱ関西人は変態だわー」
関東の人にとってお好み焼き定食は炭水化物のコラボであるというだけでなく、甘めのソースがご飯と合うのかピンと来ず、さらに広島風となると焼きそばも入るのでカロリー倍増でしょ?と首をひねってしまいます。
関西人「本場のお好み焼きはかき揚げのようなもの」
しかしこれに関西人は「関西のお好み焼きは、キャベツ等具材のほうが多く、小麦粉が少ない」という反論。
「関西人にとってのお好みはかき揚げみたいなもの。生地は具材をまとめ上げるための繋ぎ」
「料理音痴ほどお好み焼きを小麦粉の塊だと思ってるからな。生地には出汁もきいてるし、これを否定するなら天麩羅もかき揚げも餃子も白米と食えなくなる」
つまり、「お好み焼き=炭水化物」否定説です。食の好みが違うというのではなく、実際に「モノ」が違うという主張でした。また、九州でも北海道でもアリ派は存在し、ますます地域性だけの問題ではないようです。
関西の名物であり、大阪や広島のソウルフードとして知られるお好み焼き。どう食べようとケチをつけてはいけませんね。なお、「関西人全員がお好み焼きで飯食ってるとかいう風評被害やめろや」という声もありました。
あわせてよみたい:JR常磐線の乗客マナーに驚愕