退職時にFacebookとLINEの友達から上司を削除! それっておかしい?「残しておいて損はない」という意見も
職場の人とSNSで繋がっていたり、LINEを交換したりする人はいるだろう。在職中は便利ではあるが、人付き合いが嫌いで、退職後に解除する人もいるようだ。
2ちゃんねるでは2月16日、退職を控えた人物がスレッドを立てた。スレ主は退職する会社の上司とのSNSなどの繋がりのほか、メールアドレスも変えて交流を断つ姿勢を見せたところ、上司から「LINEもFacebookも辞めて、電話番号とメアドを変えようとしているのか」と問いただされてしまう。だがスレ主は、
「退職の度にリセットしてるんで」
と割り切った回答をした。だが、上司は、「それはおかしい!人間関係のつながりは残しておくべき!」と反論。スレ主は、
「いや、もう会う事がない人の事なんか知らんがな」
と冷やかな考えだ。
「人間関係が嫌で辞めることが大半なのに何を言ってるんだ」
スレッドでは、「余計なお世話だな もう上司でもなんでもないのに」「正しいな クソみたいな連絡しかありえん」など、スレ主の意見に賛同するコメントが挙がっている。
退職の理由には様々なものがあるが、中でも人間関係は常に上位に入っており、スレ主の退職原因のひとつとも考えられる。そのため、
「そもそも今の職場の人間関係が嫌で辞めることが大半なのに何を言ってるんだ」
など、上司への批判的な意見もあった。仮にブラック企業で上司からパワハラを受け追い詰められた末に退職ということであれば、スレ主が書いたように繋がりをすべてリセットしたくなるのは当然だろう。
だが、スレ主は転職の度にリセットを行っている。さらに電話番号まで変えるというのは、いささかやり過ぎの印象を受ける。頻繁に番号を変えれば、プライベートで不便しそうだ。それほどまでに会社の人とつながりたくない性格のようだ。
「会社では嫌なやつでも、別の立場で会えばそうでもない」
一方で、「人脈の大切さを知らんのか 」「あって損はないだろ」など、会社で築いてきた人脈は大切だと主張する人も多かった。
たとえば営業職であれば、以前いた会社が売り込み先になったり、顧客を紹介してもらえたりというメリットも考えらえる。「人脈は金脈」という言葉もあるが、仕事で人脈が生きることは確かだ。
「連絡するしないは別として連絡先は残しておいて損はないよ。会社では嫌なやつでも、別の立場で会えばそうでもないことは多い」
という意見もある。よほど嫌われていない限り、頼れば何らかの手を差し伸べてくれることは十分にありえる。
SNSを含め退職する会社の人との繋がりを残しておくかどうかは、職場環境や人間関係によるだろうが、今後どこかで関わる可能性はある。最低限の配慮は必要かもしれない。
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