プレミアムフライデーでやりたいこと1位「家でゆっくり」 一方で導入企業はわずか3.4%にとどまる

プレミアムフライデーの恩恵にあずかれる企業は3%台とごくわずか

プレミアムフライデーの恩恵にあずかれる企業は3%台とごくわずか

アンケートでは複数回答で「プレミアムフライデーをどのように過ごしたいか」聞いた。最も多かったのは「家でゆっくり過ごす」(58.5%)で、それ以降が「買い物に行く」(35.8%)、「映画を見に行く」(20.8%)と続く。家で体を休めたい人と、せっかく生まれた余裕を生かしてアクティブに外出したい人とが半々という結果だ。

男女別に見ると、「習い事に行く」を選択した割合は、女性が約20%であるのに対し、男性は10%未満で、性別によって回答に開きがあった。また、「特に何もしない」を選択した割合は男性の方が女性より多く、女性の方が、プレミアムフライデーを積極的に活用しようとしている姿勢がうかがえた。

一方、勤務先でプレミアムフライデーを導入する予定について尋ねたところ、「導入しない」と回答した人が68.2%と最も多く、「わからない」が、28.3%、「導入をする」と答えたのは3.4%にとどまった。プレミアムフライデーにやりたいことはあっても、実際には月末金曜午後は通常通りの勤務である人が多いようだ。

ただし、これはあくまでも現時点での結果である。今後周囲の企業の様子を見て導入の可否を決定する企業も出てくるだろう。

若い世代ほど残業をしていることも明らかに

調査では毎月の残業時間についても聞いている。最も多かった回答は「残業がない」が24.9%、続いて「5時間未満」が20.2%、「10~20時間未満」が14.3%、「5~10時間未満」が11.4%だった。

本調査では、回答者の約7割が、毎月の残業時間が20時間未満であると答えた結果になり、一見すると長時間労働とは無縁のようにも思える。しかし、年代別に見ると、毎月20時間以上の残業をしているのは18歳~29歳の層が男女とも最も多かった。若い世代のほうが毎月の残業時間が長いことが見えている。

月々の残業時間が多い若い世代への負担を減らし、リフレッシュする時間を確保するために、プレミアムフライデーはどの程度効果があるだろうか。注目される。