「終電を逃して飲むのが苦痛」匿名ダイアリーに共感集まる 「タクシーで帰るとか馬鹿過ぎて1ミリも理解できない」
気の合う仲間との飲み会は楽しいものだが、帰りが遅くなるのは困りものだ。平日であれば翌日が辛くなるため、「早く寝たい」と思うのは当然だろう。
はてな匿名ダイアリーには3月29日、「終電を逃して飲むことに苦痛しか感じない」という投稿があった。投稿者は、酒に弱いが飲むのは好きという人物。だが友人と飲みに行った際、早く帰れないことに不満を抱いている。17時頃から飲み始め、22時頃に解散する流れが好ましいと思っている。
終電は混むほか、タクシーを使えばお金がかかる。また遅くとも1時には布団に入ることを望んでおり、お茶を入れて一息つくなどプライベートの時間もとりたいので、23時半には帰宅したいと嘆いている。
「19時にはじめられないならそもそも企画するな」
友人との飲み会を22時頃に抜けようとすると、「なんで?体調でも悪いの?」だの「まだいようよ~」などと言われ、引き止められるという。友人は、「なぜこの時間に帰るのか」が理解できないようだ。しかし友人のことは好きなため、「まだいてよ」という申し出を断るたびに嫌な気持ちを抱き、飲み会そのものに行かなくなってしまう。投稿者は「友人をかえるべきか」と投げかけた。
これに対しては、「わかるわ。夜21時以降は一人になりたい。飲み会は19時にはじめられないならそもそも企画するなと思う」「タクシーで帰るとか馬鹿過ぎて1ミリも理解できない」など賛同の声が挙がる。店から家が近ければいいが、遠いとなると酔った状態で電車に乗って帰るのはきつい。
飲み会では最後まで残るという人物は、「さすがに23時前後には周りの人の終電を気にして、帰ってもいいよ声掛けはしてる」と書いているが、これがしかるべき配慮だろう。
「一次会の店を出たらいなくなればいい」とアドバイス
一方で、「『もう帰るの』なんて挨拶の一つでしかない」「むしろリップサービスしてもらってるだけ」という意見も出ている。「ちょっと寂しいくらいが『また飲みたいな』と思えていい」と書く人もいたが、確かに「帰る」と言う人に間髪入れずに「じゃあね」と言うのも味気ない。
ただ、本当に帰りたいのであれば、気持ちを主張すべきという声も挙がっている。
「いい大人なんだから自分の帰りたいときに帰れよ。それで呼ばれなくなるならそれもアリだろう。おまえの人生だぞ。よく考えたほうがいい」
また、「一次会の店を出たらいなくなればいい」というアドバイスをする人もいた。場の空気に流されず、抜け方が上手いことも技術だろう。
飲み会をスマートに抜ける方法はあるのだろうか。ぐるなびWEBマガジンに今年3月に掲載された記事では、その方法を紹介。「どうも朝から体調が悪くて」など体調不良を装うやり方や、突発的にかかってくる電話を迷いなく取ることで帰るという方法などが載っている。
フェイク着信のアプリもあるので、「今日はこの辺で」と切り出せない人は試してみるのも手だろう。
ちなみに投稿者はその後追記を載せた。
「早く帰る人キャラを浸透させていこうと思う!だって早く帰りたいもの!!」
と自分の意見を伝える決意をしたようだ。