「何それ?都会人アピール?」――出身地を聞かれ「○○区」と答えたらマウンティングだと思われた
先日のガールズちゃんねるで話題になっていた「マウンティングだと思われてしまった事」というトピック。ごく普通に話していたつもりなのに、何やら相手の反応がオカシイ。「あれ?これってひょっとしてマウンティングしたと思われた?」―。そんなエピソードが満載なトピックで、会話するのがちょっと怖くなってしまう。
まずは恋愛・結婚・妊娠といった”女の幸せ系マウンティング”だと勘違いされたパターンだ。ある女性は会社の先輩(女性)にいつも付けているネックレスを褒められ、会話の流れで”夫からもらったプレゼント”だということを話した。(文:みゆくらけん)
「周りは彼氏いない子が多くて、 何いっても嫌味に聞こえてしまうかも」
先輩からは「旦那さん優しいね」という言葉が返ってきたが、なんとその会話の直後から半年間「先輩からいじめられた」のだとか。
先輩は”夫からもらった”というのが気に入らなかったのか。もしかしたら独身で彼氏もいない先輩だったのかもしれない。しかしそれを先に読み、あえて”自分で買ったこと”にして会話を進めるのも逆に見下ろしているようで、バレたらそれこそヤバくないか?とも思う。どうすればよかったのか……。
他にも、一人っ子のママに「上の子は?」と悪気なく聞いてしまい、それ以来相手から嫌われているという人も。また、自分の結婚話などは特に気を使うという意見もあり、
「周りは彼氏いない子が多くて、 何いっても嫌味に聞こえてしまうかも?と思ってしまう」
という人もいた。
「児童手当は所得対象外だからもらえない」
続いても”女性同士ならでは”だが、容姿を自慢していると勘違いされたパターンだ。ある人は、自分よりぽっちゃりとした人の前で
「胸が大きくてうらやましいなぁ。私、全然なくて。もうちょっと肉をつけたい」
と口走ってしまったことを後悔している。「ホントにガリガリで太れないから純粋にいっただけ」としているが、やはり相手によっては「それ痩せてる自慢かよ」と思われかねないようだ。
他に多いのが「金持ち自慢系マウンティング」だと勘違いされたというもの。会話の中で「家の近くにGUがないから行ったことない」と話したら「お金持ちなのね」と返された人、夫のボーナスについて友人に「引かれる税金えげつないよねー」といったら「それは旦那さんの収入高いからじゃないの?」と冷たく返された人もいた。
中には、ママ友との会話で「もうすぐ児童手当の支給日だね。何に使うの?」と聞かれ、「うち所得対象外だからもらえないんだ」といったら次の日から無視されたという人も。
また、「地元が都内」の人が出身地を聞かれ、区の名前を伝えたところ、
「なにそれ?都会人アピール?普通に『東京』でいいじゃん」
と露骨に嫌な顔をされたというパターンも。この人は「都内で聞かれたのでそう答えただけ。もし他の道府県で聞かれたら『東京』というし、外国で聞かれたら『日本』ていうのに」と困惑している。東京の「○○(金持ち)区」という言葉には無条件でアレルギーを起こす人が一定数いる、ということに気を使うべきだったのだろうか。
「女は嫉妬の塊でできている」という書き込みもあったが、こんなんじゃ怖くて会話ができなくなる。コメントの中にも
「マウンティング面倒くさい!もうイヤ!職場でも友達同士でも。何なのみんな!?私はただ静かに暮らしたいだけなのに」
という叫びがあったが、共感する。というか、いちいち「それ、マウンティング?」とか気にする人とはお近づきになりたくない。ちなみに筆者は、実は女より男同士のマウンティングの方が激しいとも感じています。