「昭和に戻りたい」昔が懐かしくて仕方がない人達 「不便なことばかりだったけど人情に溢れていた」

先日、夢を見た。僕は生まれ育ったド田舎のあばら屋で、家族みんなと一緒にテレビを観ていた。ふと耳をすますと、外からチャルメラの音色が聞こえる。移動式屋台が家のそばまで近づいていることが分かった。

「今日はラーメンでも食うか」と祖父が言うので、玄関から出て屋台を追いかけようとしたところで目が覚めた。

祖父はとっくに他界している。そして、あのチャルメラが流れていた屋台は、地元で見かけることはもうない。(文:松本ミゾレ)

「人と人との繋がりが強かった、あの頃に帰りたい」