映画NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』は昼ドラ真っ青の人間愛憎ドラマ 江戸時代の「ゲス不倫」も生々しく描く

『四谷怪談』にサラリーマン?

『四谷怪談』にサラリーマン?

「歌舞伎は小難しそう」という声をよく耳にする。しかし歌舞伎の古典演目を現代的な感覚で表現する”コクーン歌舞伎”なら、いい意味で「歌舞伎ってこんなに俗っぽいものなの?」と驚いてしまう人もいるだろう。

そんな『コクーン歌舞伎 四谷怪談』(2016年6月上演)が、映画NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』としてスクリーンに登場する。

“コクーン歌舞伎”は1994年、十八世中村勘三郎さんらによって誕生した、従来の歌舞伎の概念を破る演出の歌舞伎だ。第2弾からは演出家・串田和美さんが参加し、「今を生きる現代劇としての歌舞伎」の在り方を模索する舞台となっている。同作品で15弾目となる。

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