【スーパー・コンビニ業界】働きやすい会社ランキング2017年 セブン・ファミマ・ローソン一番働きやすいのはどこか | キャリコネニュース
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【スーパー・コンビニ業界】働きやすい会社ランキング2017年 セブン・ファミマ・ローソン一番働きやすいのはどこか

キャリコネニュースでは、約100万人が登録する国内有数の転職口コミサイト「キャリコネ」のデータから業界別で「働きやすい会社ランキング2017年下半期版」を作成。今回はコンビニ・スーパーマーケットといった小売企業の働きやすさを比較、ランキング化した。

対象は2016年10月1日~2017年9月30日の期間に評価が10件以上寄せられた企業。コンビニ・スーパーは人手不足や物流費などのコスト増など業界的な問題も抱えており、近年は閉店や営業時間の短縮に追い込まれる店舗も出てきている。日常生活で非常に身近な業界だが、働く人にとって優しい企業はどこか。

ユーザーは、次の6つの選択項目をそれぞれ5点満点で評価している。

「労働時間の満足度」「仕事のやりがいを感じるか」
「ストレス度の低さ」「休日の満足度」
「給与の満足度」「企業のホワイト度(ブラック企業でないか)」

これら全項目の平均点が、その企業の働きやすさの指標となる。

1位:成城石井 平均3.09点
2位:イオンリテール 平均3.01点
2位:セブン-イレブン・ジャパン 平均3.01点
2位:ダイエー 平均3.01点
5位:イオン 平均2.99点
6位:ヨークベニマル 平均2.95点
7位:ファミリーマート 平均2.92点
8位:ローソン 平均2.85点
9位:イトーヨーカ堂 平均2.82点
10位:平和堂 平均2.77点

「小売り企業でこれだけ休みが取れる企業はなかなかないと思います」(イオンリテール)

1位から10位までの一覧

1位から10位までの一覧

1位:成城石井

2018年2月期第2四半期決算で出店拡大による増収増益となった成城石井が1位となった。全国に構える直営店舗は137店(2016年8月末)。”給与の満足度”が3.6点と特に高く、今回首位に輝いた要因となっている。口コミでは「様々な各国の食品を扱い、ワインやチーズ、コーヒーを始めとして様々な知識がつきます」(ショップスタッフ 20代前半 女性)といった声もあり、”仕事のやりがい”も高得点。

「きちんと本社に行って研修を受けるため、新入社員への教育も徹底していると思います。職場の雰囲気は、みんな仲が良く、店舗でも和気あいあいと働いており、やりがいのある会社です」(ショップスタッフ 20代前半 女性)
「ローソンの子会社となったことも影響してか、残業に対して非常に厳しくなりました」(ショップスタッフ 30代前半 男性)

2位:イオンリテール

2位にはイオングループの中核企業として総合スーパー事業を行い、「主要スーパーの単体売上高シェア」(日経調べ)で業界首位のイオンリテールが入った。「住宅手当や割引制度などがあり、買い物や映画を見る際に割引がきかせられたのでお得感がありました」(フロアスタッフ 10代後半 男性)、「年に2回、10連休を取れる制度があった」( ショップスタッフ 20代後半 男性)といった口コミが多く見られ、急な休日出勤や残業なども常態化しやすい業界にあって、”労働時間の満足度””休日の満足度”などの項目では1位に輝く。

「(有給休暇の)消化率はかなり高かったと思います。また消化理由についても問い詰められることは全くないので、安心して取得することができます」(ショップスタッフ 20代前半 女性)
「小売り企業でこれだけ休みが取れる企業はなかなかないと思います。長期休暇も年に2回も取得できます。また、年次計画有休がシフト上に入れられて、毎年取得できます。他にも多種多様な福利厚生の制度が整えられていて、長く腰を据えて仕事をしていきたいという方にはとてもおすすめの会社です」(ショップスタッフ 30代前半 男性)

2位:セブン-イレブン・ジャパン

3社が横並びの2位企業。セブン-イレブン・ジャパンは特に”ストレス度の低さ”が2.9点と高得点。報酬などについても「一般企業とほぼほぼ変わりない水準。業界内では頭一つ抜けている気はする。休日もしっかりとれ、そのへんはさすが大企業だけある」(経営コンサルタント 20代後半 男性)といった声が目立ち、各項目で他の大手コンビニと差をつけた。

「給与については小売業界内ではかなり高い水準と感じます。ボーナスもまた毎年しっかりとでる上、残業代ももらえます。その為、残業の多い地域ではかなりの収入を獲得している方もいました」(店長 20代前半 男性)
「長時間残業とならないよう管理されている。休日出勤した場合は代休を取ることを前提としているため、出勤が連続して続く場合は少ないと思われる」(経理 30代前半 女性)

2位:ダイエー

2015年にイオンの完全子会社化を経て、今年6期ぶりに営業黒字に転換したダイエー。10社中”仕事のやりがい”の低さが最低値なのは気になるものの、”労働時間の満足度””休日の満足度”の点数はイオンリテールとほぼ同じ高得点。セブン・イレブン・ジャパンなどとともに同点2位に入った。

「女性の方も多く勤めており、雰囲気は良かったように思えます。特に上司の人当たりが良く、ミスをしても根気よく指導してくれ、相談等もしやすかったです」(ショップスタッフ 20代前半 男性)
「店舗にて、主に接客を行っており、タイミングや売れ筋をみて発注なども行っていた。自分で考えて発注した商品が売れて、全体の売り上げが伸びた時は大変やりがいを感じる。また、発注するだけでなく、売場のレイアウトも重要になっていて、いかにお客様に関心を持たせるかを考えるのも、楽しませることが好きな人にはやりがいを感じると思う」(フロアスタッフ 20代後半 男性

5位:イオン

セブン&アイ・ホールディングスとともに企業の合従連衡を進め、アジア進出も加速させるイオングループ。その純粋持株会社・イオン株式会社は、各項目ずば抜けて高い項目は見られないが、総合点の高さでベスト5入り。「細切れに残業時間が加算されていくので、特別な仕事が無ければ普通に退社するのが普通。休日出勤に関してもほとんどないので、ワークライフバランスもとりやすい」(フロアスタッフ 20代前半 男性)という声も。

「残業は思っていたほど多くはなく普通だと思います。休日出勤は、たまにありますが、そこはお互い様という感じでスタッフ同士支えあっています。この会社であれば、きっと結婚をしても家事と仕事の両立ができるのではないかと思っています」(販売促進 20代後半 女性)

「福利厚生が充実し有休もすんなり取れる」(イトーヨーカ堂)「給与は良い方。SVなら年収600万」(ローソン)

6位:ヨークベニマル

「福利厚生はかなりしっかりしてます。取れる環境さえ整えばいい会社かと…店舗によって環境が違うので…。私は周りにめぐまれ産休育休としっかり取れ本当に助かりました」(その他 30代前半 女性)

7位:ファミリーマート

「仕事を任せてもらえる範囲は広いのでやりがいはある。自分で考えたものを各店舗へ提案して実行してもらい、効果があったときは面白いと思う」(代理店営業 20代後半 男性)

8位:ローソン

「給与については、同業界の中でも良い方だと思う。ボーナスによって年収が上下するが、基本生活に困るような低い給与になる事はない。スーパバイザーであればおよそ600万ほどの年収があると思う。査定制度はいろいろな指標で判断され、若干わかりにくい面もあるが、妥当性はあると思う」(スーパバイザー 30代後半 男性)

9位:イトーヨーカ堂

「福利厚生は他の企業と比較しても非常に整っていると感じられる。有休取得の際には自分の部門のマネージャーに相談し別段忙しい日や人員が足りてない時ならすんなり有休も取れる。また、通勤交通費なども全額出るので非常に良い」(フロアスタッフ 20代前半 男性)

10位:平和堂

「小売業での仕事であるため、人と接することが業務となります。お客様のために、少しでもよいサービスを提供したいと思いながら働きました。それが、なんらかの形で自分自身に返ってくると、嬉しいですし、やりがいを感じます」(ショップスタッフ 20代前半 女性)

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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