メルカリに出品された変なものまとめ 「福沢諭吉のポートレート」「学位記入れ」「カール」 | キャリコネニュース
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メルカリに出品された変なものまとめ 「福沢諭吉のポートレート」「学位記入れ」「カール」

現在、フリマアプリで圧倒的な知名度と人気を誇る「メルカリ」。1日の出品数が100万品以上という圧倒的なシェアを誇る一方で、モラルを欠いた出品やトラブルが発生することもある。

メルカリ運営側も状況を深刻に捉え、取り締まりを強化しているものの、網目をかいくぐる出品は後を絶たない。根本的な解決は難しく、イタチごっこになっているのが現実だ。

様々な議論を呼んでいるメルカリだが、今回は、その中でもネット上で話題になったヘンテコな出品物についてご紹介したい。

夏休みの宿題はメルカリで買う時代?! 読書感想文が多数出品されている現状。

サイトキャプチャ

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学生時代の夏休み最終日。終わらない宿題を前に途方にくれた記憶がある人も多いのではないだろうか。特に読書感想文は、本を読んでから書かなければならない上に、文字数指定もあり、後回しにすればするほど、憂鬱になる宿題の1つである。

そこにニーズを見出したメルカリ出品者。8月には複数の読書感想文が出品され、取引されていた。メルカリ運営によると、読書感想文に氏名などの個人情報が記載されている場合以外は、規約違反にはならないという。買い与える親に責任があるという声もある中で、学校側は、こうした宿題が購入される現状について、課題感を強めている。【→詳しく見る

人気ユーチューバー ヒカキンもメルカリに出品される!本人も悲鳴「もうやめて!」

6月には人気ユーチューバーのヒカキンさんが出品されるという騒動があった。値段は5万5555円(送料込み)だったというが、これにはヒカキンさん本人も「まぁまぁ高い」とコメント。

当該出品は、すぐに削除されたものの、その後、別の出品者からも、ヒカキンさんが相次いで出品され、本人が「【お願い】もうやめて」という動画を投稿する事態となった。ちなみに、メルカリの利用規約によると、人体の出品は禁止されている。

出品者からすると、ジョークのつもりかもしれないが、実在の人物を出品することについては、規約抵触はもちろんのこと、ネット上でもモラルについて問われる事態となっている。【→詳しく見る

東日本での販売が終了した「カール」が10万越えの価格で登場

今年、明治のスナック菓子「カール」の東日本での販売が終了した。これを受け、メルカリ上では、カール「カレー味」が定価の倍で出品され、中には「チーズ味」が1袋11万4514円というトンデモ出品まで出現。メルカリでカール購入の際には、実際の市場価格を把握した上での検討が必要そうだ。【→詳しく見る

東大の学位記入れが13万! 学歴詐称が目的?

大学等が学位を授与した人に付与する「学位記」。メルカリでは、この「学位記」ではなく「学位記入れ」が高額で取引されている。

中でも慶応義塾大学や早稲田大学の出品数が多く、価格は大体1万5000円~2万7000円で、さらに高額なものだと東京大学の「学位記入れ」が13万で出品されていた。そんなもの手に入れて何をしたいのかと思ってしまうが、「学歴詐称が目的」という声もあり、かなり業が深い案件と言えそうだ。【→詳しく見る

運営側と問題出品者のいたちごっこが加熱

チャージ済みSuicaやパチンコの特殊景品等、現金化できる商品が出品されては禁止しているメルカリ。それでも、次々と換金可能な商品が出品され、運営側と出品者側のいたちごっこになっている。

中には、福沢諭吉の書作「現代語訳 福翁自伝」が「福沢諭吉本人のポートレートカードを1枚付き」1万5000円で出品されネット上で話題となったものもある。ポートレートカードはもちろん1万円札のこと。もはや大喜利の様相だ。

ネット上でもここまで頭が回るならもっと他のことに生かせないのかと揶揄する声も出ている。【→詳しく見る

ユーザーは最低限のモラルとルールの遵守を

急速にシェアを拡大したメルカリですが、取引のトラブルや問題出品が頻発してしまうと、運営側も取り締まりの強化やルールの厳重化を余儀なくされ、気軽で手軽にできるという長所が縮小されることにもなりかねません。

手軽で楽しい取引を維持していくためにも、最低限のモラルとルールの遵守を運営側と利用者双方で考えていく必要がありそうです。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

 
 

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