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初任給30万以上の企業には要注意?!「初任給」の最新事情まとめ

仕事を選ぶとき、どのようなことを基準にしていますか?幼い頃に憧れた夢、仕事の内容や給料、福利厚生や拘束時間……など大事なことは人それぞれ。

夢を仕事にする人もいれば、待遇や勤務地などの条件面で決める人もいるでしょう。さまざまな条件の中でも多くの人が重要視するのが「給料」です。今回は、初任給の最新事情についてまとめました。

初任給30万超は「ブラック企業」? 識者の「見分け方」に賛否

給与が高い方がいいけれど……。

給与が高い方がいいけれど……。

求人情報を見ていると、給料の高い会社に目がとまりませんか?「おっ」と思う反面、「もしかしたらブラック企業かも…」と不安になります。

募集要項から問題のある企業を判別する方法について、東洋経済の記者、田宮寛之氏は「初任給が30万円を越えていたら、おかしいと考えてください」と指南。

そのような企業は、業務が過酷であるか、長時間残業などを前提として高額の初任給をうたっている可能性があると忠告しています。【詳しくはこちら】

就活売り手市場で「初任給アップ」の動き 1年目から30万5000円の企業も

初任給が高いからといって、必ずしもブラック企業とは限りません。企業では、優秀な人材を確保するために初任給引き上げの動きが広がっています。民間の調査機関「労務行政研究所」の調査では、約4割の企業が新入社員の初任給を引き上げたと回答しています。

また、入社1年目の給料を経験で決める会社も出始めています。具体的には、ビジネスで応用可能な統計学の研究や論文発表、IT競技会で優秀な成績を収めるなどの経験を持つ学生を対象に初任給をアップするそうです。【詳しくはこちら】

ファーウェイの初任給月40万円が話題!安く買い叩く日本企業を批判する声も 

リクナビ2018に掲載された中国通信機器大手・ファーウェイ・ジャパンの求人広告が話題になっています。学士卒の月給が40万1000円、修士卒で43万円。年に1回以上、賞与があります。月給2カ月分に相当する賞与がもらえると、年収は初年度から560万円以上を超えます。

さらに、「有給消化50%以上」「完全土日休み」など休みもしっかり取れるようです。社会保険や退職金制度も整っており、ツイッターでは「普通に就職したい」「こりゃ優秀な人はじゃんじゃん流れていっちゃうよね」「もはや『日本』というブランド自体が過去のものになりつつある」と日本企業との比較の声もあがりました。【詳しくはこちら】

全ての学歴で初任給が4年連続で上昇、20万6100円 

景気回復や人材不足の影響は、新卒の初任給にも反映されているようです。厚生労働省の発表では、すべての学歴で今年度の新卒者の初任給額が4年連続上昇。さらに過去最高だった昨年の金額を上回りました。

なかでも「情報通信業」や「学術研究、専門・技術サービス業」は昨年より増加し、男女ともに初任給の高い業界トップ3にランクインしました。
【詳しくはこちら】

初任給は時代とともに変化する 

時代の流れに応じて変わる「初任給事情」。これまでのように、「給料が高いからブラック企業」とは言えなくなっています。希望する企業のイメージや給料だけで決めるのではなく、募集要項をしっかり読み、有給消化率や離職率、従業員の平均年齢などのデータも確認しましょう。

こちら(https://careerconnection.jp/)で気になる企業の評判をチェックし、参考にされてみてはいかがでしょうか。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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