「炎上覚悟で申し上げます」洋菓子店・銀座ウエストが子連れ客のマナーに苦言 走り回る子には「ご注意の程何卒お願い申し上げます」 | キャリコネニュース
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「炎上覚悟で申し上げます」洋菓子店・銀座ウエストが子連れ客のマナーに苦言 走り回る子には「ご注意の程何卒お願い申し上げます」

洋菓子店「銀座ウエスト」の公式ツイッターアカウントが4月24日、子連れ客のマナーについて投稿し、ネット上で話題となっている。「小さなお子様をお連れの喫茶室ご利用のお客様へのお願い」と銘打たれた投稿は、「炎上覚悟で申し上げます」という言葉から始まっている。

「大きなお声を出したり、走り回るなどのお子様の行為が周囲のお客様へ多大なご迷惑となっている場合がございますので、くれぐれもご注意の程何卒お願い申し上げます」

さらに投稿担当者は「昔銀座は特別な場所でした」といい、銀座へ行く時のために、親がわざわざ銀座ワシントンの靴やヤングエージの服を買ってくれた経験があるという。

「今銀座も特別な場所ではなくなってしまいましたが、ウエストはそういう場所になりたいと思っています」

「子どもは騒ぐのが当たり前。子連れの場合、大人の空間に連れて行かないのが当たり前」

公式サイトをキャプチャ

公式サイトをキャプチャ

銀座ウエストはリーフパイなどで知られる洋菓子店。銀座に本店を置き、新宿伊勢丹、銀座三越などの百貨店にも出店している。客を選んでいるお高いお店と思われてしまうのでは、という意味で炎上を懸念していたのだろう。

しかし、「炎上覚悟」に反してツイッターでは共感の声が多く寄せられた。騒ぐ子どもより、

「躾がなっていない子供を連れてまで入りたいのは親の方」
「子供は騒ぐのが当たり前。だから、どうしても子供を連れ歩かなければならない時は、大人の空間に連れて行かないのが当たり前」

と親の躾の問題を指摘する人や、「子どもに分別がついたら絶対連れて行くつもりでいて、先の楽しみとして訪店を保留しておいてあります」という人も多かった。ウエストを「特別な場所」と思う人は少なくない。今回のツイートは、その層を大切に思っての投稿だろう。

「アイスを前に緊張して行儀よく座っているお子様を締め出す事はできない」

顧客側もお店のブランドイメージを守ろうと、「年齢制限を設けるべきでは」と提案する声も出ていた。しかし同アカウントはツイッターで翌25日、肯定的な意見が多かったことに感謝した上で、

「年齢制限してはとのご意見もございましたが、就学前とおぼしきお子様がアイスクリームの器を前にきちんと足を揃え、少し緊張してお座りになっているのは微笑ましいものです。こんな素敵なお客様を締め出す事は出来ません」

とコメントしている。本来、ゆったりとした大人の雰囲気が味わえる同店。店側としても客としても、銀座ウエストを「特別な場所」と思っている人に来てほしいという気持ちに変わりはないようだ。

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