働く主婦の7割、パワハラ・セクハラ経験 「罵声を浴びて死にたいと思うようになった」「みんなの前で見せしめのように怒られた」 | キャリコネニュース
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働く主婦の7割、パワハラ・セクハラ経験 「罵声を浴びて死にたいと思うようになった」「みんなの前で見せしめのように怒られた」

しゅふJOBは7月上旬、「職場でのハラスメント」の調査結果を発表した。調査は、5月下旬から6月頭にかけて実施。求人媒体「しゅふJOBパート」登録者の女性971人から回答を得た。

「現在も含め、これまで職場でセクハラやパワハラなどのハラスメント(嫌がらせ)を受けた経験はあるか」を複数回答で聞くと、「パワハラを受けたことある」(49.4%)が最多だった。「セクハラを受けたことある」(30.4%)も多い。一方で、「ハラスメントを受けたことはない」と回答した人は27.2%だった。その他、マタニティハラスメント、精神的ないじめ・嫌がらせを行うモラルハラスメント、ストーカーなどを受けた人も1.4%いた。

社内の相談窓口活用し解決した事例がある一方で「窓口があっても意味ない」という声も

画像はプレスリリースより

画像はプレスリリースより

ハラスメント被害に遭ったことのある人からは、

「みんなの前で見せしめのように怒られたりするパワハラを受けたことがあるが、やってる本人は自分がやってるという認識がない。社内でそういう研修もしていたが、研修している本人がやってるんだからどうしようもなかった」(40代:パート/アルバイト)
「必要以上に怒鳴り散らす上司だったので毎日が怖かった」(50代:派遣社員)
「最近罵声を吐かれることが多く、はっきり言って死にたいと思うようになった」(30代:正社員)
「人事権のあるものがセクハラとかして会社の対応が不十分なのは許せない」(50代:今は働いていない)

という切実な声が寄せられた。

「セクハラ、パワハラ相談窓口が設置など、上司を経由せず通報する手段があったため、健全な職場環境で仕事ができました」(40代:SOHO/在宅ワーク)と、社内のハラスメント相談窓口を利用して問題解決に至った事例もあった。しかし一方で「相談窓口があってもあまり意味がないと思う。結局は改善されない」(50代:今は働いていない)と、諦めてしまっている人もいる。

「気づかない間に自分も加害者になっているのでは、と不安になる」

「現在も含め、これまでハラスメントの加害者になってしまった経験はあるか」聞くと、「ハラスメントをしたことはない」(83.9%)が最も多く、「何かのハラスメントをしたことがあるかもしれない」は13.1%だった。「パワハラをしてしまったことがある」人は1.9%いた。回答で「その他」を選んだ人からは

「自分の中ではそんなつもりがなくても、きついと感じた人はいたかもしれない。考え方は人それぞれなので、良くわからない」
「被害者側の視点で判断される事なので、自分が知らず知らずの間に加害者になっているのではと不安になることはある」

といったコメントが寄せられていた。

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