タッキー電撃引退で坂上忍がコメント「現役アイドルたちと事務所との間に入り、いい橋渡しになるのでは」
9月13日、滝沢秀明さんと今井翼さんのユニット「タッキー&翼」が解散、滝沢さんの引退という衝撃的なニュースが駆け巡り、ファンを驚かせた。
同日放送の「バイキング」(フジテレビ)でも、司会の坂上忍さんが「本当に驚いた人多いと思います」と声を荒げ、「あれだけのトップアイドルが、出る方はもう引退、でもプロデュース業をやりますというのは今までなかったね」と、驚いた様子で語った。(文:okei)
ジャニーさんに感謝の気持ちで応えるには、プレイングマネージャーじゃダメ
ジャニーズ事務所を通じて出されたコメントで、滝沢さんは年内いっぱいで芸能活動から引退することを表明。ジャニー社長の意思を継ぎ、「ジャニーズJr.の育成や舞台、コンサート等のエンターテイメントをプロデュースする仕事に専念することを決意いたしました」としている。
今井さんは2012年にメニエール病を発症し、その後復帰したものの今年の3月に再発。現在も病気療養中で、治療に専念するためジャニーズ事務所を退所することを決断した。「仕事という背負いも無くした状態で病気を克服し、心身ともに健康な状態になることに専念したいと思います」と声明を出し、今後については自身の心身が健康な状態になってから考えたいとしている。
坂上忍さんは、滝沢さんについて
「あれだけのトップアイドルが、出る方はもう引退、でもプロデュース業をやりますというのは今までなかったね」
と驚嘆。坂上さんは自身もアイドル的な存在だった時期があるだけに、感慨深げだ。
同じジャニーズ事務所でアイドルの先輩でもある薬丸裕英さんは、「かなりの覚悟と決断ですね。彼はだから、ジャニーさんに感謝の気持ちで応えるには、プレイングマネージャーじゃダメだって思ったんでしょうね」と滝沢さんの胸中を慮った。
「彼だったら、また何か新しいアイドルの形を見せてくれるんじゃないかと思う」
芸能リポーターのあべかすみさんによると、滝沢さんは2006年に新橋演舞場で最年少座長をつとめ、2010年からは滝沢さん自身がプロデュースしている。ジャニー社長は当初、滝沢さんに「舞台にも出るプレイヤー兼プロデューサー」を薦めたというが、兼業ではできないと決断に至ったのだ。薬丸さんは、
「今後のジャニーズ事務所を考えてのこと。だからそれは生半可な決断じゃない」
と感心しきりだった。
坂上さんは、「僕なんかはホント、勇気あったなと思いましたけどね」と感想を述べる一方、何かとの内部不和の話題が多いジャニーズ事務所を、タッキーなら上手く回す役割を担えるのでは、という期待も寄せていた。
「逆に言ったら、現役のアイドルの子たちと事務所さんとの間にタッキーがいたら、いい橋渡しになるんじゃないですか、これ」
と語り、「彼だったら、また何か新しいアイドルの形を見せてくれるんじゃないかと思うんで、応援したいと思います」とエールを贈った。