ガラケーの思い出あるある「着メロを自作」「全面デコレーション」「好きな人の着信はランプの色変えてた」
最近めっきり見なくなったものと言えば、ガラケーである。右も左も、今ではみんな携帯電話はスマホに乗り換えている。若い人だと、そもそもガラケーに触れたこともないという人もいるかもしれない。
僕は現在ガラケーとスマホの二台持ちをしているが、様々なサービスがここ2年ぐらいのうちに、ガラケーには非対応となった。今ではヤフオクもツイッターも、ガラケーでは出来なくなってしまっている。完全に時代の波に置いてけぼりになってしまった感が強い。(文:松本ミゾレ)
「電池ケースの蓋の裏に彼氏のプリクラ」「通信料金が高くて死にかけた」
そんな過去の遺物となってしまったガラケーについて、ガールズちゃんねるでは先日「ガラケー時代の思い出あるある!」というトピックで語られていた。「こんな思い出もあった」「あれもあった」といったニュアンスで、沢山の思い出が寄せられていた。現在もガラケーを使っている僕にしてみれば一つも懐かしくないが、せっかくなのでいくつか紹介してみたい。
「通話料金が高くて死にかけた」
「全面スワロデコやったわ」
「電池ケースのふたの裏に、彼氏のプリクラ」
「パケット通信料の請求金額が7万円で頭の中が真っ白になった」
「好きな人からの着信ランプ、レインボーにしてたな。今はそれがないから寂しい」
「自作着メロ、頑張ってポチポチ作ってたなあ」
パケット代が高かったという書き込みは複数あったんだけど、マジでアホみたいに高くて明細を見るのが恐ろしかったという人、結構多かったんじゃないだろうか。パケホーダイプランが登場したときは、びっくりしたものだ。
他にも、「面倒なチェーンメールがあった」にも触れていた。今も大概だが、以前はもっと、ネットリテラシーなんて言葉は浸透していなかった。意味不明な架空請求が届いては「最後に受信した方に請求いたします」みたいな爆笑モノのチェーンメールが存在していたし、それを真に受けてビビる者もいた。
スマホあるあるが懐かしくなる日もいつかは来る
とまあ、こうしてたかだか10年ちょい前に流行していた携帯電話の話で懐かしむのもいいんだけど、こういうことって永遠に続くんだろうなぁという気にもなる。今は主流のスマホだって、そのうちに型落ち感半端なくなるだろうし、スマホに代わる新しいガジェットが登場するに違いない。そしたら「元スマホユーザーが語る思い出」みたいな記事なんかがまとめサイトに上がったりしてね。
実際スマホって色んな機能が集約されてはいるけど、そこまで便利でもないし、ウィルス対策も必須だし、外出時は勝手にそこらの無料Wi-Fiに接続しないよう注意もしないといけないし、煩わしい。早く次世代の携帯電話が登場して、この面倒臭さを払拭して欲しいところだ。
それにしても、ガラケーからスマホに10数年で変わった事実は、人間が常々流行に流されてばかりいることを気づかせてくれる。僕らは永遠に、死ぬまで用意された新しいムーブメントに「便利だし、新しいから~」なんて理由で乗っかり続けるのかもしれない。