牧場で働く人たちが感じたこと「立ちっぱなしで足腰が鍛えられる」「5時~16時勤務でアフター5を満喫」 | キャリコネニュース
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牧場で働く人たちが感じたこと「立ちっぱなしで足腰が鍛えられる」「5時~16時勤務でアフター5を満喫」

企業クチコミサイト「キャリコネ」に寄せられた投稿の中から、今回は牧場で働いている人の声を紹介する。

デスクワークや人間関係に疲れた会社人にとって、時に大自然に囲まれた環境で動物たちを相手に働く牧場ライフはなんとも魅力的に映ると同時に、生き物相手の苦労や重労働のイメージも無視できない。

実際に観光客を受け入れる観光牧場や競走馬の生産・育成牧場で働いてきた人たちの口コミから、その実態を垣間見てみよう。(※参照元 キャリコネ)

社員でも年収は200万~350万円、住み込みで働いている人も多い?

牧場で働く人たちが感じたこと

牧場で働く人たちが感じたこと

動物を相手にする牧場の仕事で気になるのは労働時間や休日の状況だろう。休日をきちんと取れる牧場もあるようで、

「生き物相手なので残業はたまにありますが、基本5時~16時までで間に2時間弱の休憩がありアフターファイブを楽しめる環境でした。休日出勤は一回もありませんでしたし、よっぽどの事がないとないです。プライベートと仕事のバランスはちゃんと取れていたように思います」(20代後半 男性 年収350万円)

などといった声が見受けられた。

「一部の大企業の牧場を除いては珍しく有給休暇があり、しっかり使うことが出来ました、半休で使うことも可能で今日雨で暇だから半休取るなども出来、休みの前日に半休をつけて泊まりで遊びに行くことも出来ていました。さらに使わない場合は買取りをしてくれるので有給に関しては素晴らしい会社だなと思います」(20代後半 男性 年収350万円)

中小規模の牧場などでは人数などの都合でなかなか休みがとりにくいといったところも中にはあるようだが、キャリコネに口コミが寄せられているそれなりに大規模な牧場などを見る限りでは、休日には関してはしっかり取れるところが多いようだ。

年収については社員でも200~350万円という投稿者が多いが、寮などの環境が整っており出費が少なく済むことが多かったり、そもそも高い報酬を求めて牧場に雇われて働くという人も少ないこともあってか、基本的に報酬自体に対する不満の声はあまりない。

「ほぼ毎日サービス残業。昇給も1000円から5000円程度」

しかし休憩などは適宜あるものの、一日の勤務時間は12時間前後というところがほとんどなようで長め。その上、サービス残業も多いといった証言が散見される。

「会社の就業規則には残業代は出るとの記載があり、そのための用紙もあるが、実際は残業代が出ることはなくサービス残業が存在する。ほぼ毎日サービス残業で平均1~0.5時間程度多いとそれ以上ある。休日出勤などはないが、土日出勤は基本ある。平日休みもあるので問題ない」(20代前半 男性 年収300万円)

「ほぼ毎日サービス残業があり、仕事に対するモチベーションが上がらなかった。昇給も1000から5000円程度で、今後将来的なことを考えると不安になり転職を決意した。また、上司に使えないと判断された場合はパートが行うような仕事を任され続け、精神的に嫌になった」(20代前半 男性 年収300万円)

「基本給からの昇給は、毎年一回あり、3000円?5000円が平均のようだ。査定については、自分の上司や所属部署により差がある。また、残業が多い人はボーナスがカットされるような調整があるようだ。上司との積極的なコミュニケーションと、素直な心と、常に向上心を持つことが必要だ」(20代前半 女性 年収250万円)

「基本わいわいしています。朝はみんな眠いので誰もしゃべりませんが」

また、直営ショップなどを運営する観光牧場では、新商品の試食などをできることが魅力だが、「かなり交通機関の不便な場所にあり、なおかつ車通勤不可だったため地下鉄+片道30分以上歩く。勤務中は8時間立ちっぱなしの仕事。おかげで足腰が鍛えられたかも」(30代後半 女性 年収110万円)という話もあった。

社風などに関する口コミも比較的多いが、牧場主の人柄などで牧場ごとに雰囲気が大きく異なることが伺える。

「明るい、基本わいわいしています。朝はみんな眠いので誰もしゃべりませんが朝休憩、夕方のちょっとした休憩中は楽しくお喋りしていました。年に1度か2度焼肉をしたり、皆で食べに行ったりと仲の良さはピカイチな社風でした」(20代後半 男性 年収350万円)

「仕事に関してはどこの牧場も同じだと思いますがある程度任されてこそやりがいが出てくると思います。お前にこれ任せると言われてそれが認められたときです。調教にしろ、治療にしろ、体重管理にしろ、施設管理にしろ。自分で満足な仕事が出来て結果や評価がでるとやりがいを感じます」(20代後半 男性 年収350万円)

「新しいことへの挑戦は、割と寛大であり、積極的なとりくみとして評価される。ただし、自分の部署の仕事をやりながらとなるので、並大抵の努力では成立しない。また、年に多数あるイベントは、複数名の社員で立案から実行を担当する」(20代前半 女性 年収250万円)

担い手不足が深刻な牧場の求人だが、都会の喧騒や不規則な生活環境から離れた田舎暮らしの第一歩として、近頃は若者が興味を示す例も少なくないようだ。糞尿の清掃など立ち仕事が多く体力的にも大変な仕事のため、最初は有償ボランティア感覚でも、真剣に一生の仕事にしたいという意欲が湧いてくるほど、やはり最低限の賃金や休日などの待遇は気になるところだろう。

現地の自治体や農協に直接問い合わせて情報を得たりして、就労後にトラブルが起きた時にもスムーズに対応できるようにしておくことが肝要なようだ。(※参照元 キャリコネ)

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