お礼をよく言われる人ほど目標達成率が高くなることが判明 評価されたと感じる時は「昇給・昇進」が約6割で最多 | キャリコネニュース
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お礼をよく言われる人ほど目標達成率が高くなることが判明 評価されたと感じる時は「昇給・昇進」が約6割で最多

Uniposは、11月21日、「感謝と仕事」に関する調査の結果を発表した。調査は今年10月に実施し、20~30代の男女ビジネスパーソン2064人から回答を得た。

「感謝やお礼を言われる頻度」を聞くと、67.6%が「頻度が高い」と回答した。「頻度が高い」と感じている人は平均で約9日に1回、「頻度が低い」と感じている人は平均約28日に1回感謝を言われているという結果だった。

「頻度が高い」と感じている人の中で、週1回以上感謝を言われていると回答した人は75.2%に上った。これは、「頻度が低い」と感じている人の36.8%と比較すると約2倍だった。

目標達成との関係を見ると、「頻度が高い」人の73.8%が目標達成している一方で、「頻度の低い」人で目標達成しているのは55.3%に過ぎなかった。

「正当な評価を受けていると感じている人」は目標達成度が高い

正当に評価されていると感じている人の割合

正当に評価されていると感じている人の割合


目標達成との関係

目標達成との関係

「会社で正当な評価を受けていると感じているか」を聞くと、「正当な評価を受けている」と66.4%が答えた。また、「正当な評価を受けていると感じている人」の70.4%が目標達成している一方、「正当な評価を受けていると感じていない人」で目標達成できたのは、52.4%に留まり、適正な評価を受けていると感じている人の方が、目標達成度が高いことが明らかになった。

「評価されたと感じる時」は、1位が「昇給・昇進」(60.2%)、2位が「直接の感謝・賞賛」(56.8%)、3位が「間接的に、評価・評判を聞いた時」(36.7%)という結果だった。

世代別で比較すると、「直接の感謝・賞賛」は、35~39歳以上が51.2%で、20~24歳は62.4%という結果で、年齢が若いほど、直接褒められる方が強く心に残るようだ。

「誰からの評価で、評価されたと感じるか」を聞くと、「上司から直接」が最多で93.3%、次いで「上司から間接的に」が81.9%だった。また、直接か間接的にかを問わず、顧客からの評価よりも同僚からの評価で「評価された」と実感する人が多かった。

「会社満足度が高い人」の80.1%は目標達成している一方、「会社満足の低い人」で目標達成をしている人は59.7%に過ぎず、会社満足度が高い方が、目標達成率が高いことが明らかになった。

「直属の上司にされる仕事についてのフィードバック、目標や評価に満足しているか」を聞くと、「納得はしているが満足はしていない」(44.8%)が最も多く、以降「満足している」(42.8%)、「納得していない」(12.4%)と続く。

「上司からのフィードバックに満足している人」の79.5%は目標達成し、「上司からのフィードバックに満足していない人」で目標達成しているのは62.7%に留まった。「上司のフィードバックに満足しているかどうか」が、仕事の成果にまで差し響くことがうかがえる。

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