今年ハマりすぎて人生にマイナスだった趣味1位「ゲーム」、2位「ネットサーフィン」
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険は12月7日、「人生の満足度に関する調査2018」の結果を発表した。調査は今年10月にネット上で実施し、20~79際の男女2000人から回答を得た。
これまでの人生の総合的な満足度を聞くと、「満足している」が44.8%、「満足していない」が26.8%、「どちらともいえない」が28.6%となった。
性年代別にみると、20~50代の女性は「満足している」は男性より高い傾向がみられ、20代、40代、50代では女性のほうが10ポイント以上高くなった。
仕事の報酬に満足している人は4人に1人 半数は不満
就業者1255人に仕事に対する満足度を聞くと、「満足している」が最多で42.0%。「満足していない」は28.1%となった。「満足している」が最も低かった年代は20代(34.2%)で、30代(38.2%)、40代(39.3%)、50代(43.6%)、60~70代(61.6%)と世代が上がるにつれ高くなる傾向がある。
報酬については「満足している」は25.4%に留まり、「満足していない」(48.7%)が約半数で昨年より6.4ポイント上昇。特に50代男性(55.9%)で14.0ポイント、20代女性(48.6%)で10.3ポイント増加している。
「職場での休暇の取りやすさ」に満足しているのは52.0%で、満足していないが21.6%。「労働時間」は半数が満足しており、満足していないは21.5%、「職場での人間関係」は満足しているが42.5%、満足していないは24.6%となった。
恋人・配偶者がいる1291人に「パートナー選びで失敗しないために欠かせないポイント」も聞いた。最も多かったのは「優しさ・思いやりがある」(56.4%)。以降「家族を大切にする」(40.7%)、「金銭感覚が合う」(32.6%)、「収入が安定している」(27.7%)、「食の好みが合う」(22.8%)と続く。
「収入が安定している」と回答した割合を男女別に見ると、男性(11.0%)が昨年から7.1ポイント増。特に20代男性(14.3%)は14.3ポイント上昇した。共働き夫婦の増加などで、男性が抱く家庭での役割意識に変化が生まれているようだ。
20代女性では「SNS」にハマって後悔した人が多い傾向
2018年の生活満足度を聞くと、「満足している」が39.1%、「満足していない」が30.8%となった。満足している人の割合を地域別に見ると、北海道・東北28.7%、関東38.4%、中部41.6%、近畿40.7%、中国・四国40.9%、九州・沖縄45.3%と西高東低の傾向がみられた。
今年、人生を豊かにしてくれる趣味や娯楽・レジャーを聞くと、最多は「旅行」(45.7%)。特に20代は「SNS」(男性18.5%、女性19.0%)が他の性年代層より高くなった。他にも20代男性では「漫画・アニメ」(34.0%)、「ゲーム」(36.5%)、女性では「アイドル・イケメン俳優・美人女優」(18.5%)が高い。
一方、今年ハマりすぎて人生の満足度を低下させたと思う趣味・レジャーを聞いたところ、最も多いのは「ゲーム」(27.4%)で、次いで「ネットサーフィン」(22.3%)、「SNS」(14.6%)が続く。
性年代別にみると、20代女性では「SNS」(36.2%)が他の性年代層より高く、「SNS疲れ」を感じている人が多い。そのほか、50代男性では「自動車・バイク」(20.0%)が他の性年代層より高くなった。クルマやバイクにこだわりすぎて後悔している50代男性は少なくないようだ。