女性の約6割「睡眠負債がたまっている」 「朝起きたときすでに疲れている」「通勤時にすでに睡魔におそわれる」 | キャリコネニュース
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女性の約6割「睡眠負債がたまっている」 「朝起きたときすでに疲れている」「通勤時にすでに睡魔におそわれる」

朝から眠い

朝から眠い

「オレンジページくらし予報」は1月21日、「睡眠」に関する調査結果を発表した。調査は昨年11月に実施し、オレンジページメンバーズで国内在住の女性1133人から回答を得た。

「現在の睡眠」について聞くと、59.6%が「不満がある」と回答した。その理由は、「睡眠の質への不満」が多くを占め、「寝ても疲れが取れない」(55.9%)が最多で、次いで、「何度か目が覚める」(52.3%)、「眠りが浅い気がする」(47.4%)だった。その他に、「睡眠時間が満足にとれない」(35.4%)といった「睡眠の量への不満」が挙がった。

50代の過半数が睡眠時間6時間未満、一方20代の4割は7時間以上寝ている

「平日の睡眠時間」を聞くと、「6~7時間未満」(34.5%)が最多だった。「5時間未満」も11.6%、「5~6時間未満」も30.9%おり、42.5%が6時間未満しか寝ていないことが明らかになった。

年代別に比較すると、50代だけは、睡眠時間6時間未満の人が過半数に達し、52.9%という結果だった。50代は「睡眠時間が短い」傾向にあるようだ。一方、他の世代よりも長く寝ているのは20代で、7時間以上寝ている人が4割にも達した。

「平日の起床時間」を聞くと、「6時台までに起床」と回答した人が73.3%に上った。しかも、「5時台以前に起床」と回答した人が36%も占めていた。

「家族のなかで一番早起きな人」では、1位が「自分」(54.5%)で、2位は「夫やパートナー」(28.1%)だった。90.9%が「平日の朝食やお弁当を作っている」と答え、家族のなかで一番に早起きをして食事の準備をする女性の姿が浮かび上がった。

また、睡眠不足が蓄積して、日中にぼんやりしたり健康によくない影響が出たりする状態を指す「睡眠負債」について聞くと、全体の57.1%が「たまっていると思う」と回答。睡眠時間別で比較すると、睡眠時間が6時間未満の人において、75.3%の人が「たまっていると思う」と回答し、睡眠時間が短い人ほど「睡眠負債」を自覚しているようだ。

睡眠不足がたまっているという人からは、「朝の通勤時に、すでに睡魔におそわれる」(50代・商工自営)、「まったく疲れがとれない。朝起きたとき、すでに疲れている」(40代・フルタイム)など、「睡眠不足が原因で体調に影響が出た」という声が沢山挙がった。

早く就寝できない理由「なんとなく時間が過ぎる」「家事が終わらない」「スマホを見てる」

「今よりも早く就寝したいと思っているか」を聞くと、全体で64.3%が「はい」と回答。「睡眠負債がたまっていると思う」と答えた人では、80.8%に上った。

「早く就寝できない理由」を聞くと、1位は「なんとなく時間が過ぎてしまう」(34.1%)、2位は「夜は、自分ものんびりしてしまう」(33.5%)、3位は「テレビを見てしまう」(31.3%)という結果だった。他にも「食器を洗う、洗濯をするなどの家事が終わらないから」(30.5%)、「スマホを見てしまうから」(28.2%)という人がいた。

「睡眠不足の解消法」として、61.5%が「昼寝をする」と答えた。専業主婦だと平日に「週に4、5回以上」寝ている人が29.1%、フルタイム勤務だと「休日に寝だめする」人が38.3%いることがわかった。

また、54.5%が「目覚まし代わりに、スマホのアラーム機能を使う」と回答した。寝室にスマホを持ち込み、なんとなく長時間見てしまうという人もいるかもしれない。スマホを見て就寝が遅くなる人は、「なかなか寝つけない」の回答で全体より15ポイントも高いなど心配な傾向も。「夜だらスマホ」対策として、夜11時以降はスマホを見ない、寝室にスマホを置かないなどの対処が必要かもしれない。

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