吉田豪「元々NGT48は統率が取れていない」「財布を漁られメンバーに給与明細チェックされる」 | キャリコネニュース
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吉田豪「元々NGT48は統率が取れていない」「財布を漁られメンバーに給与明細チェックされる」

画像は公式サイトをキャプチャ

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プロインタビュアーの吉田豪さんが1月29日、「モーニングCROSS」(TOKYO MX)でNGT48の騒動について言及した。

山口真帆さんが、自宅に押しかけてきた男性2人に顔をつかまれるなど暴行を受けたことを、動画配信サイトやSNSで告白したことで明るみに出た今回の騒動。吉田さんは、

「大前提として運営の不手際なのは間違いない。ちゃんとした運営はメンバーがやらかしても自分が泥をかぶる。初手を完全に間違えた」

と運営の対応を批判した。

今回の暴行騒動は「正義の気持ちで怒っている」と”ファンの暴走”を指摘

また運営の不手際の点で言えば、以前からNGTは他の48系グループと比べ「トップクラスで統率が取れていなかった」と話す。吉田さんは、メンバー間で「足の引っ張りあいみたいなものが異常だった」といい、

「あるメンバーがふと仕事の途中で控室に戻ったら、他のメンバーがその子のカバンを漁ってたって。財布の中の給与明細をチェックするために。あと移動中の車の後ろから、携帯のパスワードを盗んで(見て)中のいろんな物とったりとか」

と明かす。今回の件もその延長で起こったことと分析。ただ周辺取材を行うと、「多くの人が報道もそうだけど、ネットの情報が間違いだらけ」なのだという。その情報を元に、ファンが「正義の気持ちで怒っている」と”ファンの暴走”を指摘した。

そのため一部メンバーがSNSなどで「私は関係ない」と表明しても、「いくら言ったところで『ウソつけ』となる恐ろしい状況になっている。間違いの可能性が高い情報を元に無関係の人が攻撃されている」と述べた。

「動画配信中にファンが大声をあげる、呼び鈴を押すなどして部屋を特定」

一方、「正義」のファンでなく、過激なファンの存在も指摘する。山口さんが事実を告白した動画配信サイト「ショールーム」について、今まで売れるには運営側のプッシュも必要だったが「運営に推されなくても自分で人気が出るシステムが出来た」と評する。しかし、

「自宅で配信してる最中、家の外で叫び声をあげたり、呼び鈴を押したりするファンがいる。『ここのマンションに住んでいる』ということだけ把握して、放送中に呼び鈴出してどの部屋が鳴ったかで(アイドルの部屋を)把握する。そういう恐ろしさの問題もある」

と警鐘を鳴らした。元々、山口さんは「NGTをなんとかしたい」という思いで被害を告白していた。しかし現在、正確な情報が出ていない中でファンの意見が「スポンサーを降ろさせる」「グループを解散させる」といった方向に暴走しており、「それが一番怖い」とコメント。

「最近の世の中の流れですよね。自分のことより他人のことで正義っぽいことが乗っかりやすいと思う」

この状態から脱する方法を聞かれると、「難しい。(必要なのは)リテラシーですけど、なんとなく信じやすい情報に乗っかりやすい」という。

仮に今、運営側が詳細を説明しても「現時点で名前が出ている人を傷つけたり、(それによって誰かが)喜んだりする可能性がある」と難色を示し、「一旦落ち着きましょう」と呼びかけた。

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