新人営業マンが辿った成長の道のり――先輩の教えで掴んだ表彰台 | キャリコネニュース
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新人営業マンが辿った成長の道のり――先輩の教えで掴んだ表彰台

入社当時の小林(中央)、久保(右端)、沢村(右から2番目)

入社当時の小林(中央)、久保(右端)、沢村(右から2番目)

2018年4月、株式会社MJEは新卒採用を本格的にはじめて、6度目の新入社員を迎えました。毎年、熾烈な新人王争いを繰り広げる若い期待の新星たちがどのように仕事に向き合い、社会人として成長をしてきたのか。新人賞を受賞し、壇上で称えられた3名が考える「社会での頑張り方」を探ります。【talentbookで読む】

選考面接、先輩社員面談を通して確信した、楽しみながら成長できる環境

2018年4月に同期入社した小林未奈(コバヤシミナ)、久保文乃(クボアヤノ)、沢村拳志郎(サワムラケンシロウ)。それぞれがどんな想いでMJEを選び、社会人として最初の6カ月を過ごしてきたのでしょうか。

新人王の小林は就活スタートダッシュに成功し、内定を3~4社獲得した4月の時期に大学の先輩であるMJE社員の藤原さくらのSNS投稿をきっかけにMJEに興味を持ちました。

小林 「内定はいただいていたものの就職活動にあまり納得がいっていないというタイミングで、すごくキラキラした楽しそうな投稿を見て、『どんな仕事しているんですか?』と藤原にDMを送ったらすぐに採用担当の方を紹介してくれました。一緒に働く“人”を重要視していたので、たくさんの先輩社員と面談を設定していただき、楽しんで働ける環境であることを確信しました」

もともとデザイン系の勉強をしていた久保はというと、周囲がデザイナーを志望するなか広告業界で活躍したいという想いで就職活動をしていました。

久保 「4月1日にやっと就職活動を本格的にはじめ、まず3社の説明会に参加しました。最初のふたつは全然おもしろくなく、寝ちゃってたんですが、MJEだけは一番後ろの席でもすごく前のめりに聞けて、社長の話や雰囲気が直感的に良いと感じました。ありのままでいたら選考も順調に進んでいって……」

MJEが最終選考に入る頃、東京の大手広告代理店の選考でも面接へ進むことになりました。

久保 「東京の大手広告代理店の面接でプロデューサーの方にお会いしたんですが、全然楽しそうではなくて……仕事の内容は関係なく、MJEは人が良いし、楽しく一緒に働ける環境があると最初の直感を信じて決めました」

そして、実家の家業を継ぐつもりで就職活動をしていなかった沢村は、周囲の友達が卒業後にどこでどんなことを仕事にするか、ワクワクしながら語っているのを聞いて、夏休みが終わった10月から就活をはじめてみることにしました。

沢村 「将来の目標が『父親を超えること』なんですが、わかりやすく収入という面で親を超えるためには家業をより大きくさせること、起業をすること、インセンティブの大きな会社で稼ぐことの3つぐらいしか思い浮かびませんでした」

どれを選ぶにしても自立するためのスキルを身につけないといけないと思い、できるだけ早く経営やマネジメントに触れられることを考えました。結果を出せば評価されやすく、すぐに上位役職に付けると考え、ベンチャー企業の営業職を志望しました。

沢村 「最初、ベンチャー企業は正直胡散臭いと思っていて、説明会もグループワークもあまりピンとこなくて……その中でMJEの説明会にでたとき、最後に採用担当者への質問コーナーの返答を聞いて、新卒1年目の社員の方でも目標達成に向けて考え方などすごくしっかりとされていて、MJEに入れば短期間で成長できるイメージが持てました」

社会人1年目、大きな影響を与えてもらった半径5mの先輩の言葉

業務中の沢村

業務中の沢村

晴れて入社を果たした新卒6期生たちは各々の配属先で、日々チャレンジするなかで学びを得て、時には壁にぶつかりながらも乗り越えるためのヒントを先輩から教えられ、小さな成功体験を積み重ねていきました。

小林 「最初はひたすら言われたことをやってみることからはじめました。配属された部署は圧倒的に女性比率が低いので、だからこそ女性でも活躍できることを証明したいと思っていました」

ただがむしゃらに取り組んだ配属当初、直属の上司にあたる新谷拓実に“私の勉強ノート”をつくってもらったといいます。

小林 「日々学んだこと、調べたことを蓄積させていくノートで、扱う商品知識や業界知識、世の中のニュースなど毎日1~2ページのペースで埋めていきました。訪問先で必要な情報も自分にわかりやすいようにまとめ直し、営業に出る前の日には必ず確認して、自信を持つための道具としています」

先輩との距離が近く、なんでも聞きやすい環境が成長に繋がると語る小林。東京支社の責任者でもある朝倉GMから「インプットしてもアウトプットしなければ意味がない」と“知行合一”の考え方を教わり、自らの経験量を増やすため、自分ひとりでの営業に積極的にチャレンジを続けました。

久保の場合は、内定者の頃からお世話になっている先輩に『営業ができる人に聞け』とか『今、現場で一番活躍している人をチェックしろ』といったアドバイスを受け、まずは先輩に言われたことを愚直にやり続けることからはじめました。

6月には会社としても新しい取り組みである飛び込み訪問での営業活動が開始され、一番に成果を挙げはじめました。

久保 「たまたま初日に2件の受注ができて、上司からとてもほめられて、周囲からメッセージや質問などたくさんいただいて、1カ月目で一番になったら全体朝礼でスピーチをすることに……」

一気に成功のスパイラルを掴んだ久保はそのままの勢いで、次々とお客様を増やしていき、最終的にはお客様からのご紹介までいただくようになりました。

久保 「ちょうどその頃、小林も結果を出しはじめていて、本当に毎日のように連絡し合っていたので、『お互いに上半期表彰されて壇上にあがろうね』と新人賞を意識しはじめました」

一方、沢村は最初から目線は経営やマネジメントへの意識でした。

沢村 「入社して一番にやったことは『マネージャーにどうやったらなれるか』を今のマネージャーに聞くことでした。そのうえで、最短ルートを目指して、必要なことを吸収していこうと先輩の動きを盗みました」

最初の上司との面談で、マネージャーになるまでのロードマップを引いたという沢村。2年後にはマネジメントを仕事としているというぶれない目標を設定しました。

沢村 「一番大事だと感じたのは見込みリストづくりですね。基礎の基礎であるテレアポだからこそ、ただの流れ作業にならないように意識を高め、プラスワンのアイデアをきっちりと実践するよう心掛けて、丁寧に取り組みました」

周囲の支えに感謝しながら、手にした新人賞

秋の全社総会にて受賞挨拶

秋の全社総会にて受賞挨拶

それぞれが社会人としての一歩を踏み出して、日々成長しながら業務に取り組む中で、新人賞受賞に向けて大きく近づいた瞬間はあったのでしょうか。

小林 「7月に予算を大幅に達成できたときに、目線が上がったのが大きかったです。遠藤MGRに『一度できたことはできるはず』と予算よりも大きい数字を追いかける目標設定を一緒にしていただき、先輩に同行してもらって成績を折半するのではなく、自分ひとりで訪問する経験を増やしてもらいました。

そうすることでチームの予算は達成していても、個人の目標には届かず、悔しい想いをすることも出てきました……しかし、それまでの先輩に同行してもらっていたときから、全部自分でやらなくてはならない状況になったことで責任感が増し、事前準備としてお客様先での流れを徹底して想定するようになり、経験量が圧倒的に増えたのが良かったと思います」

久保 「この上半期、社内の誰にも負けないと自信を持って言えることは、訪問件数とオーナーさんと直接お話している数です。飛び込みで回ることによって、1日に20人のオーナーさんと会って、時には名刺を破られたり、嫌味を言われたり……、一方で紹介をもらったりして、良いことも悪いこともたくさん経験しました。

結局、営業は“人”と“人”のやり取りなので、関係性をどうやって築くかが重要ということに気付きました」

沢村 「常に心掛けていたのは『プラスワンへの意識』です。あくまで目標設定がマネージャーになることだったので、マネージャーならどうするかということを考えるようにしたことで結果がついてくるようになったと思います。

とにかく自分自身の経験を積み重ねて成長することに重点をおいてアクションし続けた結果、表彰というかたちでご褒美がついてきたのかなと思っています」

上半期やり切ったことが、新人賞受賞という結果に結びついたときの想いを次のように語ります。

小林 「なによりも自分より喜んでくれる周囲の先輩方の姿が嬉しかったし、本当にみなさんの支えがあってこそ、受賞できた新人王だったので、恩返しできてよかったと思います」

久保 「表彰されるという結果よりも、その結果や瞬間をお世話になった人たちと共有できたことが嬉しかったです」

沢村「最初からマネージャー昇格を見据えているという話をして、それに合わせたマネジメントのリクエストに応え、理解を示していただいた上司に感謝の気持ちでいっぱいです」

チームの支えがあり掴むことができた新人賞は、自分ひとりのものではなく、MJEのバリューの一つでもある「チーム志向」を再確認するきっかけとなりました。

MJEのこれからを牽引する若者たちの道のりはまだまだ続く

新人賞受賞時の久保、小林、沢村(左から)

新人賞受賞時の久保、小林、沢村(左から)

入社して半年経たずして、新人が全社員の前で表彰され、ひとつの栄冠を手にしました。今後さらなる成長に期待が掛かる3人が今見据える次の目標はどんなものでしょうか。

小林 「目下の目標は新谷SMのような、現場の最前線で活躍されている先輩で、“営業力”において周囲から頼られる存在になりたいと思っています。上半期新人王を取りましたが、下半期・通期も取って初めて、新人王と胸を張って言えると思うので、目線を高く維持して下半期も走りきり、来期は女性社員を後輩としてたくさん受け入れられるように準備します」

久保 「今は営業がとにかく楽しいので、とにかくできる人がなぜできるかを聞いて、真似していくことを徹底し、もっとスキルを磨いて、営業を極めたいです。チームを持つというよりかは『あいつに任せておけば大丈夫』『こいつがいれば安心だ』というスペシャリストのような存在になりたいです。提案できる価値の幅をもっと広げて、よりお客様が喜んでもらえるように、モノ売りからコト売りへ、『久保さんだからお願いしたい』って言われるように日々やるべきことをやりきります」

沢村 「3年目になる頃にはマネージャーになっていて、経営という視点で組織運営マネジメントをしていきたいと考えていて、そこでも経験を積めたら、将来的には人事とか他事業の業務にもチャレンジしていきたいと思っています。

『こいつに頼んでおけば、まず間違いない』というように、なにを頼んでもちゃんと対応できる、信頼してもらえる存在を目指しています」

「もっと頼られる存在になりたい」と大きな成長意欲を覗かせながら、下半期の目標を語り、実現させる強い意志を見せる3人の新人営業マン。まっすぐな眼差しで、語った3人がこれからのMJEをより良い会社に変えていく期待感に溢れています。

MJEの未来、MJEが元気にする世の中の未来を明るくする為に若い力が成長を加速させます。

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