「常に疲れていて好きな人に会っても楽しめない」――「仕事が恋愛の足かせに」4割の人が経験 | キャリコネニュース
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「常に疲れていて好きな人に会っても楽しめない」――「仕事が恋愛の足かせに」4割の人が経験

働き方改革と恋愛

働き方改革と恋愛

婚活事業を展開するIBJは4月18日、「働き方改革と恋愛」に関する意識調査を実施した。調査は今年3月に20~49歳の男性356人、女性343人の計699人から回答を得た。

「ワークライフバランスがとれている」と回答した人は63.8%。自分のワークライフバランスが取れるのは残業何時間までを聞くと、男性は「30時間まで」(34.8%)が最も多く、女性は「5時間まで」(30.6%)と「10時間まで」(28.6%)が多かった。

「連勤が続きやっと休みが取れたら体調を崩し、相手と連絡が取れなくなった」

残業する理由を聞くと、最も多かったのが「仕事が終わらない/人手が足りない」(57.5%)。次いで「残業代を稼ぎたい」(17.7%)、「帰りにくい雰囲気」(13.3%)と続き、「早く成長して成績を上げたい」という人も11%いた。

働き方改革について聞くと、「自分の働き方に変化がなかった」と回答した人が72.1%。働き方改革により独自の施策を行う企業も増える中、直接的に影響を感じるている人(27.9%)はまだ少数派のようだ。

仕事が恋愛の足かせとなったことがあるという人は35.2%。男性(38.8%)が女性(31.5%)を上回る結果となった。具体的には、

「連勤が続きやっと休みが取れたら体調を崩し、相手と連絡が取れなくなった」(30代女性)
「時間が無い。会っても常に疲れていて好きな人とも楽しめない」(20代女性)
「土日に仕事がある事に、理解を得てもらえない」(30代男性)

といった声が寄せられた。中には「自分の興味関心がほぼ仕事にしかなく、全く恋愛など優先順位が低くなっていたので」(30代男性)という人もいる。長時間労働や休暇等のすれ違いにより恋愛に与える影響は大きいようだ。

残業が削減されたら6割の男性が「恋人と過ごしたい」 一方、女性は4割

実際、仕事とプライベートどちらを優先したいかを聞くと、男性の78.7%、女性の86.3%が「プライベート」と回答した。一方、男性は「仕事」が2割を上回った。

残業が削減されたらしたいことを聞くと、1位は男女ともに「趣味・娯楽」となった。2位以降、男性は「出会い探し・婚活」「給食・睡眠」「自己啓発・学習」「ダブルワーク」、女性は「急速・睡眠」「出会い探し・婚活」「自己啓発・学習」「ダブルワーク」と続く。

また残業時間が削減されたら、誰と過ごす時間にあてたいかを聞くと1位は「恋人」で、男性(61.2%)が女性(47.2%)を14ポイント上回った。2位は「一人」(男性23.9%、女性23.6%)、3位は「友人」(男性7.9%、女性14.6%)となった。

同社は働き方改革方で「残業時間の制限」「有給休暇取得の義務化」が定められたことにより、ワークライフバランスが改善される人も多いとし、「働きやすい環境が整うことで、プライベートの充実にもつながり『恋愛』を『結婚』へと発展させるポイントにもなりそう」とコメントした。

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