「65日連勤」テレビ制作会社でのブラック労働体験談 月400時間働いても上司から「今の若手は楽だね~」

当時の働き方は、今振り返れば異常でした。

当時の働き方は、今振り返れば異常でした。

働き方改革が本格的にスタートした今、「仕事漬けのスタイル」はもはや過去の話になろうとしている。筆者は現在、フリーの在宅ライターをしているが、もともとはマスコミ業界でADやディレクター、記者として10年以上勤務していた。当時はブラック企業そのものの無茶苦茶なシフトをこなしていたが、この10年でマスコミの働き方も随分変わったように思う。

新卒採用で映像制作会社に入社した筆者は、都内某局の番組に配属となった。新人ADとして先輩ADやディレクターにつき、取材やオンエア業務などを学ぶことから仕事が始まった。

当時は長時間労働が当たり前。上司や先輩たちもイケイケの「ザ・業界人」で、「面白い番組を作るためなら無理してでも働く!」といった雰囲気があった。「泊まりで働く」「先輩が帰るまでは帰らない」のは暗黙のルールで、徹夜も当たり前。筆者が初出勤したとき、帰宅できたのは2日後だった。

5日連続徹夜も 立ったまま、もしくは床に段ボールを強いて仮眠