子どもの主体性が伸びない家庭の特徴 両親が「計画を立てる」「先回りして穴を埋める」を必要以上にやりすぎる

子どもの主体性が伸びない家庭の特徴

子どもの主体性が伸びない家庭の特徴

子育てでは「主体性を育む」ということがよくテーマになりますが、今まで個別指導塾経営に携わる中で1000人以上の親子と接してきた中で、「子どもの主体性が伸びない家庭」というものがあると気づきました。

主体性とは、子ども自身が「○○したい」という内発的な動機を元に発生するエネルギーのことです。これが育たないと、将来的に3つの弊害が出ると考えています。

まずは「長続きしなくなる」。両親の発言による不安や恐怖、義務などが動機だと、一時的な動力として有効なこともありますが、心身的に不健康です。長期間続けばどこかで心身がついていかなくなり壊れてしまうこともあります。

2つ目は「幸福度の減少」です。前述のようなことが続くと、その時に感じたことがトラウマになり、フラッシュバックしやすくなることもあります。人生という長いスパンで見た時に、幸福度が減少すると言えます。

最後は「取得できる情報が少なくなり、成長が遅くなる」。同じことをやるにせよ、「あれがしたい」と主体的に動いていれば、自らの意思で様々なことを感じとる力が向上します。逆に主体性が低ければ、意識も集中力もがそこに向かないため、取得できる情報が少なくなり、成長も遅くなります。

このように主体性を育むことは子どもの人生に大きく関わってきます。今回は主体性が伸びない家庭の特徴や、その対処法を紹介していきます。(文:個別指導塾「STORY」取締役 妻鹿潤)

「親の考えに沿わないと何か言われる」と子どもに思わせてはダメ