「見ているだけで憂鬱になる」日本のサラリーマンに密着した動画に海外から驚きのコメント多数 | キャリコネニュース
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「見ているだけで憂鬱になる」日本のサラリーマンに密着した動画に海外から驚きのコメント多数

画像はYouTubeをキャプチャー

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日本のサラリーマンの働き方を英語で紹介した動画「【密着シリーズ】日本のサラリーマンの1日に完全密着!」が国内外で注目を集めている。日本の文化や観光地などを英語で紹介しているユーチューバーのPaoloが7月に公開。日本人特有の働き方を紹介し、海外の視聴者を中心に「日本人は働きすぎ」などと驚くコメントが寄せられている。

動画の主人公は、都内の通信会社で勤務する27歳のまことさん。午前7時に起床すると、15分後には家を出発する。満員電車を乗り換えながら、30分ほどかけて、ようやく会社の最寄り駅に到着。Paoloに「電車はどうだった」と問われると、

「人がたくさんいて。日本はいつもこんな感じですよ。いつも我慢しています」

と本音を吐露した。

名刺交換、帰宅後のメールチェック…… 海外ネットユーザー「これはあんまりだ」

社員の中で最も若いまことさんは社内で一早く出勤し、他の社員やインターン生のためにコーヒーを入れる。その後もミーティングに発送管理業務、メールチェックと昼食をゆっくりと食べる時間もなく、次々に仕事をこなしていく。

18時すぎに会社を出ると、途中で仕事の郵便物を発送しながら家路につく。ようやく一息つくかに思えたが、まことさんは帰宅後もパソコンを立ち上げ、22時半まで仕事のメール確認を行っていた。

動画は10月2日までに約330万回再生されている。海外からと思われるコメントも多数寄せられた。

「見ているだけで憂鬱な気分になった」
「インターン生にコーヒーを入れる社員なんて見たことがない」
「これはあんまりだ。彼は人生の中で多くを失っている」
「日本の治安が良いのは、働きすぎで犯罪を犯す暇すらないからだな」

日本人からすると、まことさんの働き方は”ちょっと忙しい人”レベルかもしれないが、海外の視聴者には大きな衝撃を与えたようだ。

また、動画では取引先と関係性を築くために対面でのミーティングを大切にしていることや、名刺を交換する際には多くのルールがあることなどを「日本のサラリーマン精神」として紹介。これに対して、

「官僚主義と悪い慣習に満ちた12時間労働。日本は徐々に働き方を変えていく必要がある」

といった厳しい指摘もあった。

日本の視聴者からは「社会人になりたくない」「まだマシなほう」

一方で、日本語でのコメントも目立つ。

「動画見ても普通やん、って思うからなんとも思わないけど、英語のコメントには悲しくなるな… 来年から社会人だけど、既にもうなりたくなくなってきたわ… なんなんだろなー日本って…」

と就職を前に悲壮感を抱く人や「言いたくないけどホワイトな方では」「21時前には家に帰れる時点でまだマシなほうなんだよなぁ」とさらに深刻な実情を示唆する人も現れている。

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